私の子育て日記 子供のエンジェルちゃんな心を伸ばす

もう一つミラクルなお話

 

息子が1歳ちょっと、まだよちよち歩きの時に、子育ての勉強会に行きました。話を聞いていて息子から目を離していたのですが、人もたくさんいるし、おもちゃで遊べるようになっていたので、安心していました。その日は息子のお気に入りのアンパンマンの小さいおもちゃを持って行きました。

 

しばらくしたら、息子が変な顔して戻って来ました。手に持っていたアンパンマンのおもちゃがありません。そしたら、すぐによそのお母さんが「ごめんなさい。」ってアンパンマンのおもちゃを持って来ました。後ろにはそのお母さまのお子様であろう、まだハイハイしている赤ちゃんがいました。赤ちゃんは泣いていました。おそらく、息子のおもちゃを赤ちゃんが取って、それを見たお母さまが「だめよ」とか、「返しなさい!」とかっておもちゃを取り上げて、息子の所に返しに来たのだと思いました。私も長女の時にはよくやりました。「どうぞしなさい」とか取り上げたりしていました。

 

でもね。3人目になったら、ちょっと上手になりました。

 

とりあえずおもちゃは返してもらって、それからおなかとおなかをくっつけて、息子にお話ししました。

「おりこうちゃんの○○ちゃん、あの赤ちゃんね、○○ちゃんのアンパンマンをちょっと使ってみたかったんだって。どうする?ちょこっとだけ貸してあげれる?どうしようか?」

息子にむりじいするのではなく、聞いてみました。

 

そしたらね、まだよちよち歩きの息子が、すっくと立って、よちよち歩いて、その子にアンパンマンのおもちゃを差し出したんですよ!今17歳ですが、息子との17年間のうちで、あの時の息子はほんとにかっこよかった(^_^)

 

やっぱり子供ってエンジェルちゃんの心を持って生まれてくるんだなと思い、びっくりしました。

 

無理に息子に貸してあげなさいって言ったら、息子にもストレスになる。でも、おもちゃが使えなかった赤ちゃんもストレス。でもね。息子はエンジェルちゃんの心で、自発で貸せたし、母ちゃんに「すごいねえ。おりこうだねえ。」って誉められてハッピーだし、赤ちゃんもおもちゃが使えて、ハッピーですよね。あとで、ちゃんとおもちゃも返してもらえました。

 

こんなちっちゃくても、こんな素敵な心を持ってる息子の姿を見て、母はうれしくなりました。(=^・^=)