息子は予想通り、大学の後期の試験に落ちて、4月から予備校に行く事になりました。
それにしても塾の授業料高すぎる・・・なんと104万円!!
次女も浪人してるんだけど、次女の時は80万くらいだったので、今回もそんな気でいたら、104万円もしたのです。
すべての物が値上がりしてますね。
ま、息子の学資保険なんで、わたしが四の五の言うこともないのですが・・・
合格発表の日、息子は小学校からの友達と、カラオケに行っていました。一人で合格発表を見る勇気がなかったらしいです。
不合格だったことは、ラインで知っていたのですが、帰って来て、「落ちた」って言って、元気なさそうでした。「泣いた?」って聞いたら、「カラオケボックスの外に出て泣いた」って言ってました。
今まで、中学受験も高校受験も、落ちてもケロッとしてたのに、今回はショックだったみたいです。自分で、ここがいいって決めて頑張って来た所だったので、ショックだったのかもしれません。
高校受験の時、息子はこの前まで通っていた高校の試験が終わって、次の日も、もう一つ受験する予定だったのに、友達とマックで、だべってたのです。案の定、次の日に受けた高校は(こっちのが偏差値が高い)不合格でした。息子と同じぐらいの成績の子で、「勉強するから帰る」って、マックに行かなかった子は合格しました。
当たり前ですよね。
でも息子はへーっちゃらのへいで、「僕こっちに行きたかったんだもん♬」って、言ってました。私は強がりかと思っていたのですが、それは、本心だったのかもしれません。私が、行って欲しいと思っていただけだったのかもしれません。
現に大学に不合格だった時に、「やっぱりあっちに行ってればよかったんじゃないの」って、言ってしまったのですが、「そんなことない!」って。それに、「おかあさん入学式の時に、おめでとうじゃないよねって言ったよね(~_~メ)」なんて、ついでの文句も言われてしまいました。
でも、今回は本当に自分が行きたかった学校だったので、ダメージは大きかったみたいです。
前に書いたんだけど、一緒にカラオケに行った子は、息子の行きたかった大学に合格しました。小学校1年生からずっと仲良しだった子です。(もし、息子が来年そこに行ったら、敬語で話すのだろうか?パイセン??ごめんなさい、横道にそれました)
それに、幼稚園から仲良しだった子も、合格したそうです。
その子たちは、息子が落ちた高校と同じぐらいのレベルの高校に行っていました。
それで、「やっぱり○○高校(息子の落ちた高校)に受かってれば、こんなことにならなかったじゃん!!」って、言ってしまいました。
でも、よく聞くと、その子達は第一志望の高校に落ちて、そこに入ったそうです。
あ、じゃあ、そもそも違うねって思いました。
息子が落ちたことを知り、その子が息子に「元気だせよ」なんて言ってくれたそうです。
もしかしたらその子たちは、すでに3年前に、今の息子と同じ気持ちを味わっていたのかなって思いました。そういう悔しかった気持ちが、最後の原動力になるのかなって思いました。
親って、子供は失敗も何にもない人生を進んで欲しいと思いがちだけど、(もちろん私もそうです)失敗しながら乗り越えていく人生も、いいのかもしれないですね。って言うか自分も、失敗だらけの人生だったのにね。
後期の合格発表の日以来、息子は毎日お弁当を持って、塾の自習室に行くようになりました。今は授業が始まったのですが、授業のあと自習して帰って来ます。ラインの一言に”○○塾4年生”って書いてありました。もちろん携帯は、台所の棚に自分で置きました。携帯を1年封印する覚悟が出来てるみたいです。
2浪はしないって言ってます。次は、理想を掲げ過ぎず、何校か受けるつもりみたいです。
この受験で、多分息子にとっては初めての挫折を味わい(母は何度もへこんだが)ちょっとたくましくなったような気がします。
さようなら、甘えん坊の息子・・・
さようなら104万円・・・
くすん。(;_:)
読んで下さりありがとうございました。スター、読者登録、ブックマーク、コメントありがとうございます。ブログを書く励みになります。