私の子育て日記 子供の本当の力を伸ばすために

我が家の猫の額ほどの庭で、今日、ピーマンとインゲン豆を収穫しました。

 

インゲン豆は胡麻和えにして、長女と長男のお弁当に入れました。ピーマンは、夕飯に登場させる予定です。

 

夫が大学で農業を学んでいたので、我が家では夫が植えて育てる係で、私は収穫する係りです。うふふ。

 

1か月ほど前に種を蒔いたのですが、ここの所雨がたくさん降ってくれて、暖かいのでどんどん育ちました。私は、毎朝起きたら、このインゲン豆の苗をながめるのが最近の毎日の日課になっていました。

 

ほんとに野菜ってすごいですね。日に日に大きくなっていくんです。なんにもしなくても勝手に大きくなるんですよ。まさしく天と地の恵みです。

 

最近子育てブログで ”?” って思うような記事を読みました。考え方は人それそれだと思いますが、子供を自分の道具みたいに考えていて、お金をかければ思い通りになるかの記事でした。

 

すべての人がそうではないと思いますが、男性の記事でした。

 

子供も野菜と一緒で、天からのお預かりもの頂き物です。親が勝手に思い通りにしていいなんて私は思いません。ピーマンはピーマンなりに、インゲン豆はインゲン豆なりに、立派に育てばいいのではと思います。お金をかければ、ピーマンがマスクメロンになるわけではないと思うのです。そんな風に育てていたら、育てるほうもピーマンもストレスだらけだと思うのです。

 

娘のお友達の事を少しお伝えしようと思います。長女と一緒にバレエとピアノを習っていたお嬢さんなのですが、娘より1歳年上で色々教えてもらったりしました。お嬢さんは、塾なしで西の雄である旧帝大に合格しました。そのお母さまとは、コロナ前は時々ランチをして、ストレスを発散する仲でした。

 

その方のお子さんが中学生の時に「うちの子に、塾に行く?って聞いても、行くって言わないのよ。大丈夫って。心配やわ~」(その方は、関西出身なのですが、いつまでも関西弁が抜けないのです。何年こっちに住んでるの?って突っ込みたくなるのですが。(#^.^#))でも、結局お嬢さんは、県で1,2を争う公立高校に合格しました。確か最後に会ったのは大学に入ってすぐだったと思うのですが、聞いたら結局、塾に行かず通信教育と学校の授業だけでK大に合格したそうです。聞けば高校時代に、お母さまとアメリカに旅行に行ったのがきっかけで、学びたいことが見つかったそうで、それを勉強するためには、そこがいいとご本人が決めたそうです。私立のすべり止めも受けなくて、本人は「絶対合格するから大丈夫」って言ってたそうで、お母さまの方が心配してひやひやしたそうです。

 

そのお母さまってね、ほんとに子供に愛情がいっぱいの方でした。私も「参りました」って思うぐらいお嬢さんが可愛くて親バカで、(いい意味で)子供の心に寄り添っているお母さまでした。ご自分は、子供にこうなって欲しいってものもあったみたいですが、

「聞かんからしゃーないわ~」なんて言ってました。でも、お嬢さんが中2の時ちょっと英語でつまづいた時には、夏休みに一緒に英語の問題集をしたとも言ってました。

押し付けず、でも助ける体制はあるのです。

 

長女もまあまあの高校に行っていましたが、やっぱり子供のお友達のお母様は、ちゃんと子供と会話が出来てて、どんな生活をしているかわかっていて、子供のやりたいことを応援している感じの方々が、多かったような気がします。男の子はわかりませんよ。これは女子のみの話です。

 

有名な東大理Ⅲにお子さんを入れたかたが、炎上した時に、息子さんが書いた書き込みが、「うちの母は、ただの子煩悩な母なんです。」だったのが印象的でした。

 

決して親の思い通りにするのではなく、子供の望むことに協力してやるのが母なのだろうと思います。

 

ピーマンが、いいピーマンになるように肥料をやったり水をやったり育てれば、立派なピーマンになると思うのです。

 

これは、大学受験に限ったことではないと思うのです。大工さんなら大工さんとして、自分の仕事にプライドを持って、立派になるように、お母さんがおいしいお弁当を作ったり、朝元気に送り出したり、辛い時には心に寄り添ってあげたり・・・そういう事の積み重ねが、子供の花を咲かす事になるのではと思います。

 

私も、今年から社会人の娘が、立派な社会人になるように、人に言ったからにはがんばらねば。(^O^)/