私の子育て日記 コロナになってしまった!!・・・ぴえん②

前回の続きなのですが、随分日にちが空いてしまいました。

 

teruyamayouko.hatenablog.com

前回の最後にブラック照山になりましたって書いたけど、ブラック通り越して、漆黒になってました。

 

人間って、一人で考える時間が多いと、いい事考えなくなってしまうのかしら?適度に忙しい方が、いらない事を考える暇がなくていいのかもしれませんね。少なくとも私はそうかもしれないです。

大体私が考えるのは、毒親に育てられた悲しい過去と、3人の子育てが大変だったのですが、それが過ぎた頃、ちょうど55才ぐらいから

 

私の人生ってなんだったんだろう・・・ってぐるぐる頭の中を巡るんですよね。

 

結婚前は母にいいようにされて、結婚してからは姑に、仕事をしない方がいい、早く子供をと言われ、一人産んだら一人っ子はかわいそうと言われ、二人産んだら、男の子がいないのはと言われ、3人の子育てに追われていたけど、落ち着いたのが55才ごろで、その時から、そういうネガティブモードに時々なっちゃうんですよね。

 

おまけに、3月4月ってみなさん物入りじゃないですか?私は3月前半に東京に行く用事があって、加えて次女の所に行って何やら買ってやったりして、コロナの薬代も地味に高かった・・・加えて夫が車で違反して罰金を払い、ついでに予想通りだったけど、息子は不合格で予備校に通うことになり、(これは後日書こうと思います)炊飯器は壊れ、パソコンのウイルスバスターの期限が切れ、変な広告が入るようになり・・・私もパソコンもウイルスかよ!と、しょげながら新しいソフトを買い・・・

 

おまけにね、ぎっくり腰ならぬぎっくり脇?なぜかわからないけど、左の肋骨がぐぎっ!てして2日動けなくて、そのあと3日と空けず針に通い・・・

 

ほんとに1年分の不幸がまとまってやってきた日々でした。

 

そんなんで不幸かよ!甘い!と言われてもいいような、参りましたってブログを書いてる方もいらっしゃるから、文句言ってては仕方ないのだけど、この1か月、絶賛へこみへこみシーズンだったのです。

 

確か去年の今頃も、絶賛へこみへこみだったんですよ。去年よりは今年の方がましだったんだけど。

 

で、どうやって抜け出したかと言うと、やっぱり家族のお陰でした。

 

私がコロナの時に、家族で家事を分担して表を作っていたみたいなのですが、ある日、待てども暮らせども夕飯を隔離部屋に持って来てくれなかった時がありました。下にいる家族に電話をしたら、その日は息子の当番だったのだけど、作って誰かが持って行ってくれるだろうと思ったらしかったのですが、長女と次女は気づかないでお風呂に入ってしまっていたのでした。

 

ぴえん・・・みんな私の事は忘れてるんだ・・・( ;∀;)

 

そう思って一人部屋で膝を抱えてすねていたら、次女がやって来て、

 

「お母さんごめんね。明日は私が当番だから、お母さんの好きなもの作るよ」って言いました。私はすねていたので、「じゃあ!ステーキ!」って言ったら、「わ、わかった。でも、ご予算的に他の家族は冷ややっこになるかも・・・」って言ったので、「お母さんはそうやって子育てしてきたもん・・・」とすねたついでに言ってしまいました。そしたら、次女が「そうだね。いっつもお母さんは、自分の事より私たちの事を優先してくれていたよね」って言われたんです。そう言って私の肩を抱いて、よしよししてくれたんです。

 

見てたんだ。知っててくれたんだって思ったら、

 

つい「ステーキじゃなくていいよ」って言ってしまいました。ま、そもそも本心では無かったんですけどね。

 

そのころ夫との仲も険悪で、「もう離婚!!」なんて話になったのですが、一周回って

 

あれ?私って夫の悪い所ばっかり見てるじゃん!って気づいたのでした。

 

人間なんて、100%完璧な人なんていないのに、夫の気に入らない所を、私が変えよう変えようと思うから、ケンカになるんじゃないの?って思ったんです。考えてみたら、いい所もたくさんあるのに、そういう所が見えなくなっていたんですよね。第一ちゃんとご飯食べさせてくれるだけでもありがたいのに、結婚して25年も経つと、そっちは当りまえになっちゃってたんですよね。反省反省。

 

そんな時に、たまたまユーチューブで、竹取物語の深読み解説みたいなのを見たんだけど、苦労して育てた子供が、立派に育つのは苦労の甲斐があると言ってました。確かに人間一人育てるんだから、生きもので意志があるから、楽ちんなわけはないですよね。それが3人なんだから、大変なのは当りまえなのに、私って

 

かわいそうなおれ様・・・(BYばいきんまん)って、ぐーるぐるぐる妄想してたんですよね。

 

立派かどうかはわからないけど、犯罪者にもならず、普通にまっとうに育っているんだから、良かったって思った方が幸せですよね。(ま、息子は浪人したが)苦労の甲斐はあったんですよね。

 

それからね、次女の仕送りなんだけど、次女は浪人してるから、お姉ちゃんより1年余分に次女だけ払ってやるのは、不公平じゃないかと思って、今月から今までより減らしていいか次女に言ったのだけど、次女はいいよって言ってくれました。アルバイトに明け暮れて、学業がおろそかになるのは良くないから、アルバイトしなくても困らないくらいは送っていたのだけど、部活終わりにご飯食べに行ったりして、生活は大変だったと思うのです。でも、これから大変だ!って思ったのか、自炊に目覚めたようで、作り置きしたり、節約生活を考えたりするようになりました。

 

ある日次女から電話があって、「今こんにゃくカレー作ってる」って言ってました。ちゃんとお金のことを考えてくれるのはうれしいと思いましたが、次女は最近「お母さんは今まで自分の事は後回しにして、私たちを優先にしてくれたよね。もうお母さんの好きな事した方がいいよ。きれいなお洋服買いなよ。好きな事しなよ」なんて言われてしまい、色んな気持ちが起きました。

 

自分は切り詰めてこんにゃくカレー食べて、母に好きな事しなよ。好きな物買いなよって言ってくれる次女の事を思ったら、ありがたいけど申し訳ないですよね。

 

「はい!そうします」なんて母は言えないですよね。

 

実は長女も、今年夫が単身赴任するのですが、「パパが行く前に家族で温泉に行こう」って言って、ボーナスを取っていてくれています。

 

フツーの家で、専業主婦で3人の子供を大学まで行かせるのは、とっても大変だったけど、(息子は浪人生だが。くどい私。てへ)ちゃんと子供は、私たちの苦労を見ていてくれたんですね。

 

ものすごく経済的には大変だったけど、もしかしたらお金では買えない大切なものを私は得られたのかもしれないと思いました。(あ、でもお勧めはしません。とっても大変だったから。でも、働くのも、また違う大変があると思います)

 

母は愛情の薄い人でした。私はとっても悲しくつらい思いをしました。それだからこそ子どもにはそんな思いをさせたくなくて、子供には出来る限り愛情を注ぎました。

 

母に育てられていなかったら、そうはならなかったかもしれません。

 

もしかしたら、今のこの幸せのために、今までの苦労があったのかも知れないですね。

 

そう思えたらやっと漆黒から抜け出せたのでした。たまには落ちる時もあってもいいのかもしれないですね。そうじゃないと、幸せに気づけないのかも知れませんね。(あ!うそです。もう漆黒嫌です。(^_^))

 

長かったけど、読んで下さりありがとうございました。コロナの時にあたたかいコメント下さった方々ありがとうございました。スター、読者登録、コメントありがとうございます。ブログを書く励みになります。