私の子育て日記 母性あったの?

赤ちゃんが産まれた時、私には母性があるのだろうか、本当にちゃんと育てられるのだろうかと心配になりました。

 

長女が8か月のころ主人の会社の人にテニスに誘われました。私は主人がテニスしているのを子供をベビーカーに乗せて見ていました。すると誰かが打ったボールが私たちの所に飛んできました。「キャー」って言ってベビーカーの陰に隠れちゃった。(#^.^#)

夫に「子供守らないと(-_-)」と言われ、でへ子供に隠れちゃったって思いました。幸いボールは娘には当たらなかったので良かったけど、当たってたら大変なことでしたよね。(-_-;)

 

それから、月日はたち、次女が産まれ、長女が3歳次女が2歳の時、いつもは車で実家に帰るのですが、何を思ったのか二人を電車に乗せてあげよう、実家まで電車で連れて行ってあげよう!と思ったことがありました。駅のホームには階段を降りていくのですが、アナウンスが聞こえてきて、私の乗りたい電車がもうすぐ来るようでした。大人が走れば絶対乗れる感じだけど、子供では間に合わないかもしれない。電車を見送ればよかったのだけど、田舎の電車なので次はまた待たなきゃいけない。

 

で、何をしたかというと両方に子供をだっこして、階段を大急ぎで降りました。察しのいい方ならその先が見えると思うけど、そうなんです。足がもつれて、階段のかなり高い所からジャンプすることになってしまいました。(´;ω;`)

 

ああいう時ってスローモーションになるっていうけど、ほんとにスローモーションになるんですね。(*'▽')

その時スローモーションの中で、私が思ったのは、子供の頭を守らなきゃいけない!って事でした。階段の下はコンクリートで、子供の頭から落ちたら大変なことになる!そう思い子供の頭を守り、コンクリートに私の膝から着地しました。

何とか子供は無傷で、泣くこともなくただただびっくりしていました。

 

わたしはというと全ての衝撃を膝がうけたので、うっ!とその場にうずくまり、声も出ませんでした。心配した駅員さんが駆けつけてくれて、

「大丈夫ですか?」と声をかけてくださいました。

 

でね、私ってこういうとこちょっとずれてると思うんだけど、駅員さんに

「痛くてしゃべれないんです。( ;∀;)」って言って、心の中で(しゃべっとるじゃん。(*^-^*))って突っ込みを入れて、笑ってしまいました。

 

さすが膝の骨って強いですね。しばらくしたら、痛みも治まってきて、ばかな事言ったので恥ずかしくて、いたたまれない気持ちで乗るはずだった電車を見送り、ホームで次の電車を待ちました。とほほ。

 

でもね、ちゃんととっさに子供の心配出来る私になってたんですよ。最初から母性のある素晴らしいお母さんもいるかもしれない。でも私は、子供と泣いたり笑ったりして、だんだんお母さんらしくなってきたような気がします。初めて赤ちゃんを産んだ時は、まだお母さんにはなりきれてなかった。でも子供のお陰で少しずつお母さんになって来たのかって思います。赤ちゃんが1歳なら、お母さんも1歳、赤ちゃんと色んな経験をして、無償の愛を学ばせてもらったのかなって思います。

 

もしもこれを子育て中のお母さんが読んでくれたら、自分の出来ないことは責めないで

ね。赤ちゃんが生まれてくれたことが、赤ちゃんからお母さんへのプレゼントなんだよって言ってあげたいです。