私の子育て日記 2人目育児の中で学んだこと

二人目育児で大切なことを学びました

赤ちゃんって1歳ごろになると一瞬子育てが安定するじゃないですか。おバカな私はこのまま子育てが順調に進む、子育てってちょろいと勘違いしてしまいました。そして、早く仕事を再開したいと思い、とっとともう一人子供を作って、がーっと育ててしまえば、二人一緒に保育園に入れて、働けるぞって勝手な目論見をしていました。

 

でもそうはいかなかった。(*_*; 幸いにもすぐに次女が出来、長女が1歳10か月の時に次女が産まれました。2歳近く離れていますが、学年では年子です。そのころ長女はちょうど反抗期、ヤダヤダ2歳悪魔の2歳に突入する直前、悪魔と新生児のダブルパンチは地獄絵図でした。

 

次女がやっと寝るかなってそーっと下ろそうとすると長女が「ママー!」って乗っかってきてその声で次女が起きる。お昼寝も一緒にしてくれることはまずなったので、絶えずどちらかの相手をしなければならない。お風呂はもし何かあったらいけないので、自分のシャンプーなんてしたかしないかわからないぐらいで終わらすしかありませんでした。

 

長女はほんとに落ち着きのない子で、多動なんじゃないかと心配して保健所にも連れて行きました。だんだん、長女の事がかわいく思えなくなってしまい、そう思っている自分のことも大嫌いで、申し訳ない気持ちでした。

 

そんな時に子育ての勉強があるよって誘ってくれた人がいて、そこに行ってみました。

長女は主人と私の両方の親にとって初孫で、主人は子煩悩な人で、みんなが長女の誕生を喜び、産後実家にいるときはみんなが抱っこして、確かに私が産んだんだけど、みんなの赤ちゃんみたいな感じです。初めての子育てだし出産もとっても大変だったのが、かわいいと思えない理由なのかもと伝えました。

 

先生のアドバイスが目からウロコでした。

「たくさん抱っこをしましょう。愛の充電っていってね、おなかとおなかをくっつけて抱っこするとお嬢さんもお母さんも安定するわよ」って言われました。

え‼

実は子供が産まれた時に母に

「赤ちゃんは抱き癖がつくからあんまり抱っこしない方がいい」と言われなるべくそーっと遠くから見ていたのに、真逆の事を言われてびっくりしました。

保健所でも次女はそのころハイハイをしていましたが、ハイハイしてわたしに抱っこってくるけど長女はこないなって思い、わざわざよいしょってなるべくひざの上に乗せるようにしました。

 

そしたら、長女が

「お母さんの抱っこ気持ちいい~(^^)」って言ったんです。

そうだったのか。抱き癖がつくというのはどうも古い子育ての考え方で、ほんとは赤ちゃんはたくさん抱っこをした方がいいみたいです。

証拠もあるんですよ。

子供って小さい頃は産まれる前の事を覚えてるっていうじゃないですか。いろいろ聞いたんだけど次女が

「お母さんのおなかでぼよんぼよんしてたのに、ぼよんぼよんが(産まれたから)無くなって〇〇ちゃんは抱っこで我慢してたんだよ」と言われました。そうだったのか、抱っこで我慢していただいていたのか・・・(-_-;)

そう思うとほんとに長女には申し訳なかったと思います。抱っこのお陰かはわからないけど、だんだん長女の落ち着きのなさも安定し、この春大学を卒業しリビングでゴロンゴロンするとっても落ち着いた(#^.^#) 子供になりました。そして、今でも大きくなったのに、心が不安定になると

「お母さん抱っこ」てきます。そして「お母さんは100点のおかあさん」って言ってくれます。

抱っこしてくれる彼氏はいないのかと言いたいけど、もうちょっとこのままでもいいのかなと思ったりもします。

こんなお母さんだけど好きでいてくれてありがとう。産まれてきてくれてありがとうって思います。