私の子育て日記

子供からのプレゼント

 

赤ちゃんがおなかにいる時、観音さまに、こんな子がいいなってお願いすると、その通りになるよって聞きました。

 

長女は夫に似た女の子がいいと願っていました。本人は今

「なんでそんなこと願ったの!」って言われるけど、小さい頃はパパが大好きで、大きくなったらパパのお嫁さんになりたいって思ってたそうです。夫も長女を溺愛してて、なんだか私の入るスキがないようなちょっと寂しい思いもしました。

 

なので次女の時には私の事が大好きで、私に似ている子がいいななんて思っていました。そしたら、私の事が大好きで、私に似てる(顔がね)子供が生まれました。

 

主人の仕事が休みの時に、2人の育児で疲れているし、家事がままならないので、よく夫に子供たちを公園に連れて行ってもらったり、散歩に連れてっていってもらったりしました。

 

そうすると毎回次女は道に咲いている小さな花を

「これお母さんにおみやげだよ」と言って、私に小さな手で渡してくれました。

 

私は「ありがとう」って言って、ヤクルトの容器に入れてかざりました。道に生えている花なのですぐにしおれてしまいます。でも毎回次女のおみやげを嬉しく思っていました。

 

大きくなってから、その話を次女にしました。なんと次女は覚えていました。

「だってお母さんはお散歩に行けなくてかわいそう」って思ってたんだよって言われました。

 

確か次女が2歳ぐらいのことだったと思います。なんにも持ってない次女から、素敵なプレゼントをもらってたんだなって思いました。年子で2人の子育ては本当に大変でした。時には怒ってしまうこともあったけど、ほんとは無償の愛は、親から子供ではなく、子供から親にだったのかなと思ったりもします。子供からお金では買えない思い出をもらえました。

 

ちなみに私もう一人一番下に息子がいるのですが、息子にはなんにも望みませんでした。生まれてきてくれるだけで、いてくれるだけでいい。そんな気持ちでした。もっと願っとけば良かったかなあ(*'▽')