私の子育て日記 習い事について

3人の子供は、現在社会人1年生と1浪して大学3年生の娘二人と、高校3年生の息子がいます。

 

色んな習い事をしたので、それを書こうと思います。

 

長女は、一番長く続いたのが、幼稚園の年中から中学2年生までの、バレエでした。後は、お絵描きとか、通信教育で漫画家講座とか、ピアノとか、ちょっとバトンも習ってました。あとはチャレンジやZ会などの通信教育をしていました。

 

次女は、一番長く続いたのはピアノで、幼稚園の年中から高校2年生まで続きました。あとはバトンは小学校6年ぐらいから、(記憶が曖昧(*^▽^*))中学3年まで、あとは、バレエはお姉ちゃんと一緒に習ったけど、つま先立ちが怖くて2年ぐらいでやめたと思います。あとは、チャレンジと受験の前に塾に行ったりしました。

 

長男は、普通の男子が習いそうなサッカーとか体操教室とか、あとはお姉ちゃんと一緒にピアノとか、チャレンジとか塾とかでした。

 

3人子供がいるので習い事のお金も大変です。なので、私は予算制にしました。

 

もう10年以上前なので、それで済んだと思うのですが、一人2万円までって決めて、その中で好きな事をしてもいいってルールにしました。

 

それで、例えば長女のバレエの月謝は、当時月5000円だったので、残った分は長女用の財布に入れて、そのまま繰り越して、また何か必要な時には全てそこから出すことにしました。バレエの発表会は、結構お金がかかったのですが、そこから出すことが出来ました。

 

修学旅行とかも、費用は親が出すけど、服やカバンを買ったりするときはそこから出しました。

 

3人いるし、私は専業主婦だったので、ざくざくお金があるわけではないし、3人とも公平にしてやりたかったので、2万円ぽっきりで済ませてしまいました。

 

ただ、全部子供に任せていたので、長女が中学生の時にジャニーズにはまって、「あれ?なんだかジャニーズのグッズたくさん持ってるな。お年玉とおじいちゃんからもらったお小遣いで、そんなに買えるのかな?」って思っていたら、そのお金から使い込んでいました。( ;∀;)その時はさすがに怒りましたが、今、その時のタオルは私のお出かけ用になり、その他は先日ブックオフに持っていってたので、本人は学習したのではないかと思います。高い授業料だったね。○○ちゃん。って思います。(#^.^#)

 

次女は、高校生になってから吹奏楽部に入り、大学生の今でも続けているので、ピアノを習っていたのは、良かったようです。息子は体操教室に行っていたので、小学校の低学年の時には、とっても運動神経が良かったけど、結局そもそもそんな子供では無かったようなので、今は、ちーぎゅう(今どきは陰キャのオタクをこう呼ぶらしい。)です。長女もバレエを習っていたので、体育のマット運動とかは出来た(本人談)らしいです。ただ、右にボールを投げると、左に飛ぶという摩訶不思議な特技を(?)持っていたので、体育は・・・でした。

 

でもね、習い事をして良かったこともあるんです。

 

長女はバレエが大好きで、発表会の前になると買い物に行った先でも気づくと踊っちゃうような子でしたので、リビングの壁に夫が手すりを付けてくれて、それで毎日バーレッスンを自主的にしていました。

 

でね、毎日毎日コツコツ練習すると、だんだん上手になるって事を、体験出来たと思うのです。

 

私も「やってみたら、32回転出来た!なんて、そんなものはマンガの世界だけなのよ。毎日何回も練習すると、だんだん上手になるんだよ。」って言っていたのを覚えています。

 

ピアノもそうです。最初は出来なくて、「もう出来な~い😢」なんて言ったりもしたけど、何回も練習すれば上手になるんだよって言って練習すると、やっぱり出来るようになるから、習い事によって、あきらめないで努力することを学べたのではないかと思います。

 

これって、大きくなってからも必要な能力ですよね。努力するって大事ですよね。

 

子育ての勉強で、お母さんは努力を誉めてあげて下さいって、教えてもらいました。

 

うちの子は、とてもじゃないけど32回転は出来ませんでしたが、小学生の子が1回くるりんってきれいに回るのは、難しいんです。でも、何度か練習しているうちに、ちょっとずつ安定してきて、そんな時に「さっきより上手になったね。」って言うと、やっぱりうれしいからまた練習する、そうすると、また褒められて嬉しくて、また練習に頑張る・・・って、少しずつ過程を誉めていって、だんだん上手になりました。この過程って、近くで見ているお母さんしか知らないことですよね。学校とか習い事では、そこまでは見てくれないけど、小さな出来たを誉めていくと、子供って頑張れるのかなって思うのです。大好きなお母さんに褒められるのはうれしいですもんね。

 

ウサギとカメのお話って、ご存知ですよね。カメさんはさ、ウサギと比べて早いか遅いかで競争してたでしょ。でも、カメさんは、ウサギさんがどこにいようとも関係なくて、コツコツ自分のペースで進んでて、結局勝てましたよね。子供も、目に見える結果ではなく、過程を見ていくと、最後には本人の望むゴールに到着できるのではないかと思うのです。それを評価してあげられるのは、努力している姿を一番近くで見ている家族なのではないかと思います。

 

習い事で、小さな努力を積み上げると、いつかは結果が出るって経験が出来て良かったのかなって思います。

 

そういえば、いつも朝は、うちの夫にテレビのチャンネル権があって、夫はNHKのニュースをみているのですが、夫が家を出たら、いつもはすかさずZIPかめざましに変えるのだけど、今日はたまたまそのままNHKのニュースがついていました。長女と朝ご飯を食べながら見ていたのですが、イスラエルの子供を支援している日本人のかたがテレビに出ていました。

 

大学生の男の子が、絵を勉強していたのですが、爆撃にあって、命は助かりましたが、絵の道具は焼失してしまいました。その子が「明日は生きていられるかわからない。」って言っていたのを聞いて、長女が、「就職してから思ったんだけど、仕事で失敗してへこんで帰って来ても、朝って必ず来るんだなって思った。明日死んじゃうかもなんて思わないで生きてた。それってありがたい事だよね。」って言いました。

 

それを聞いて、娘がまっとうに育って良かったって思いました。小さい頃は、習い事や勉強や子供の人間関係で、色んな気持ちを持ちながら生活していたけど、それよりも人として普通にまともに育って良かったって思いました。

 

そして、平和な日本に生まれてこれた事を感謝するとともに、同じ年頃の子供をもつ母として、同じ空の先の国では、明日に希望がない、命の保証もない、努力するチャンスもない子供がいることに、胸が痛くなりました。

 

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