私の子育て日記 長女 勉強編➀

長女は1年生の時、クラスの子に宿題を見られて「バツばっかりじゃん」と言われて、学校からしょんぼりして帰って来ました。(;_:)そもそも、私は、勉強なんて間違えて、そこから勉強すればいいんだから!と言う気持ちでしたが、そんなことを言われて、「やってやろうじゃないの!!」って私のハートに火がついたのです。(*'▽')

 

うちは3人子供がいて、それぞれに習い事をしていましたが、私は専業主婦なので、塾に行かせる経済的な余裕はありませんでした。でも、小学生の勉強なら、なんとかなるかもと思い、家で子供の勉強を見てやろうと思いました。

 

長女に「ショックだったね。くやしいね。お母さんと勉強しようか?」と聞いたら、長女は言われたのがよっぽどショックだったのか、「やる!」ってやる気まんまんでした。

 

さて、どうやってやろうか?母は無い知恵を絞りました。

 

いいことを思いつきました。(^o^)丿

 

その当時、次女は音楽教室に行っていたのですが、その先生がいいことを教えてくれたのでした。ピアノの練習はいつするか?「それは、何かとくっつけて練習時間を作る事」でした。気まぐれに、今日は今から、明日は夜、なんて言ってるとなかなか習慣にならないでしょ。何かをしたら、ピアノの練習って決めた方がいいと言われました。他の本でも、勉強とかピアノの練習とか、子供はやりたくないわけではないんだけど、小さい子供って、それをすること自体を忘れてしまうから、声をかけると「あ!」って思い出して、し始めるとありました。なので、これをしたら、これをするって覚えてくれるといいのかなと思いました。

 

うちは、夕方、お風呂が先で、夕飯が後という習慣が出来ていました。それで、家に帰ったら、まずお風呂に入って、それから夕飯まで、私が昼間に作っておいたものをあたためたり、盛り付けたりしている間、長女は勉強、次女はピアノをすることにしました。今で言うルーティーンってやつですよね。もう、刷り込んじゃった。お風呂からでたら、長女は勉強、次女はピアノって、そのうち言わなくても習慣になりました。

 

次女が小学校に入ってからは、朝30分早く起きて、その時間も勉強の時間にあてました。朝は全ての支度を終えて、学校に行く前の30分を使いました。その当時子供は、「早寝、早起き、朝ごはん。」がいいと言われていたので、なるべく夜は早く寝かせて、その分朝、時間を取りました。

 

最初はね、100均の問題集使ってたのです。だって安いもん。(*'▽')3枚くらいピリピリ破ってクリアファイルに入れて、それが1回分。で、終わったら、夜、私が丸付けして新しいのを3枚入れる。また昼間に採点して、入れて、を繰り返しました。ちゃんと出来てない所は、やり直しをして、二度と間違えないようにしました。100均の問題集がなくなったら、今度は本屋さんに売ってる問題集を買って使いました。

 

毎日、夕方と朝の30分、一日でトータル1時間勉強してたら、小学校1年生なんて出来るようになると思いませんか?で、出来るようになると、また頑張る→もっと出来る。っていい方に進んで行きました。これくらいの子供って、出来るって自信を持つことって大事だと思うのです。間違ってても、漢字なんかは何度も書いて、計算はやり直しをして、どうせ家庭学習なんだから、100点じゃなくても次に間違えなければいいのですから、怒ったりもすることはありませんでした。

 

そしたら、長女はメキメキ勉強のできる子になったのです。(*^^)v

 

お風呂の後、ご飯の前ってのも、良かったような気がします。外から帰って、お風呂に入ってさっぱりリフレッシュして勉強っていうのは、良かったと思います。それに、もしかして、私だけかもしれないけど、ご飯を食べてお腹いっぱいになっちゃうと、なんだか何にもやる気が出なくなっちゃうんですよね。

 

ただ、問題は息子でした。息子はまだ赤ちゃんだったので、何にも出来ないでしょ。しょうがないから、ビデオとか見せて、静かにさせてたんだけど、練習中、ピアノの音が鳴りやんだと思って、リビングを見ると、長女も次女も、息子のポケモンに夢中になってる時は何度かありました。( ;∀;)そういうときは、「○○ちゃんたち、大丈夫?」って声をかけると、慌てて自分のやることに戻るのでした。(#^.^#)

 

でもね、毎日勉強したくない子も、なんと我が家にいたのでした。キャー(-_-メ)

 

他の所にも書きましたが、次女は幼稚園の時から、お絵描きやらなにやら、お姉ちゃんと自分を比べて「○○ちゃんはバカだから・・・」ってしょんぼりしちゃう子でした。そして、なんと1年生の時は、小テストで0点とっちゃう子でしたので、これはお姉ちゃんと同じフィールドで戦わせるのはまずいと思い、なんとか自信を持たせてあげたくて、「○○ちゃんはピアノが上手いから、ピアノ頑張ろうね」って、お姉ちゃんが勉強してる間も、ピアノの練習をしていました。そして、まさかのお姉ちゃんがピアノを習って、次女より上手になるのはまずいと思い、(*'▽')お姉ちゃんにわけを話して、お願いして、ピアノは遠慮してもらうようにしました。(;_:)

 

息子の事は、あんまり覚えていないのですが、息子が小学校に入った時は、長女6年生、次女5年生だったので、お姉ちゃん達が勉強やピアノをする習慣をつけていたので、自然にそういうもんだと思ったようで、なんだかスムーズに事が運びました。

 

その当時、我が家のリビングは、子供の勉強部屋と化していて、問題集などは全てリビングにあり、息子の勉強机も、リビングとつながってる和室にあったので、環境も習慣も良かったかもしれないですね。ま、おしゃれなリビングとは程遠かったけど。今リビングには誰もいないけど、あ・・・今もおしゃれかと言えばそうでもなかった・・・(*^▽^*)

 

ただ、今思えばですけど、子供なんて間違えて当りまえなのに、「バツばっかりじゃん」と言われて、「そうだよ。」って開き直る選択肢もあったかもしれませんね。(#^.^#)