私の子育て日記 節約編➂

息子がコロナになり、主人と長女がリモートワークで、朝、いつもよりゆっくり寝られるし、お弁当も作らなくていいわい♪、よっしゃ~って思っていたら、お昼ご飯を作らなければならないことに気づき、とんだぬか喜びだったと、しょんぼりしている今日この頃です。

 

そういえば、長女は職場のパソコンを使っているのですが、ノーメイクだと顔認証出来ない!って怒っていましたが、怒りたいのはパソコンの方じゃないか!うそつき~!って思ってるよ、とこっそり思っています。(#^.^#)でへ。

 

これも節約なのかどうかわかりませんが・・・

 

私の出身地は、繊維産業が盛んな所で、周りに繊維関係の仕事をしている人がたくさんいました。父も最初は織機の会社に勤めていましたし、家の周りには、昔は”はたやさん”がたくさんあって、自営で、繊維を作る工場をしている人もいました。

 

なので、そのあたり一帯の人たちは、着道楽の人が多かったような気がします。祖父は、戦争前に満州で呉服屋をしていたのもあると思いますが、父の姉妹はみんな着道楽な人たちでした。

 

家には誰かが作ろうと買った布地もたくさんありましたし、布地屋さんもそこら中にあって、値段も安かったのを覚えています。500円くらいでワンピースの生地1着分なんて普通にあったような気がします。

 

私も小学校の高学年ぐらいから、四角い布を2枚重ねて端を縫って、上も折って縫って、ゴムを通したスカートを作っていました。私たちの頃は、中学校の家庭科の授業で、スカートとかパジャマとか、なかなかの物を作ったので、専門の学校に行った訳ではないのですが、簡単なものなら作れるようになりました。

 

子供が小さい頃は、安い布を買ってきて、夏のワンピースとか息子のズボンとか作ってやりました。子供なんてほんの少しの布で出来るから、300円ぐらいで出来ました。でも、今は安いお店もあるしね。私は好きで楽しかったから出来たんですけどね。

 

長女は、幼稚園の年少から中学2年まで、次女は、幼稚園の年少から高校2年まで、それぞれバレエとピアノを習っていました。

 

長女のバレエは、最初はカルチャーセンターみたいな所で、月謝3800円でしたが、ちょっと遠かったので、途中で若いお嬢さんの先生がやってる、小さな教室に変わりました。そこは月謝5000円でした。15年前の話ですけどね。その教室は、楽しくバレエをしましょうって感じの教室で、最初は、発表会も無かったんだけど、生徒さんの要望で、発表会をするようになり、希望者はコンクールに参加する子もいたみたいです。うちも、何度か発表会に出ましたが、だんだんソロで出たい子が出てきて、うちの子も2度ほどソロで出させてもらいました。良心的な所だったと思います。発表会は6万円ぐらいで、後は余分にレッスンに出ないといけないので、その分その時だけ月謝が上がりました。上手とか下手とかじゃなくて、出たい子はソロで出れるので、(その分参加料もあがる。)あの子ばっかり、あの役で!(よそはあったみたいです)なんて、もめたりもありませんでした。

 

で、ソロの時の衣装を、自分で作りました。レンタルなら1万円くらいだったと思うのですが、オーダーだと、当時最低でも10万円はしました。私は1着目は2万円ほど、2着目は1万円ほどで出来ました。

左が1回目で、右が2回目なのですが、1回目は、はりきって、身ごろの生地も、ウエディングドレスの売り場の物を使って、スカート部分も、光の加減で色が変わって見えるようなもので、ビーズもすごくいいものを使ったのに、先生に「もっと派手に」「もっと派手に」って言われて、真ん中のべかべかしたものを、後からつけて、やっとオッケーがもらえたんです。で、2回目は「派手にすればいいんでしょ」って思って、安売りの店で買った生地だけど、お花をたくさんつけて、派手なものにしたら、先生に「○○ちゃんママ、腕をあげましたね」って言われて、舞台衣装って、普通の服とは違うんだなって思いました。

次女のピアノの発表会の衣装も、自分で作りました。こちらは、今は、安い服も売ってるから、コスパ的にはどうかとは思いますが、曲に合わせて作るのが楽しかったです。

 

ちなみに、奥のピンクが「人形の夢と目覚め」で、左が「子犬のワルツ」で、前が確か「きらきら星」だったと思います。まだ他にもあるのですが、娘が大きくなるにつれて「派手なのは嫌だ」とか「ひらひらは嫌だ」とか言うので、だんだん地味になり(母の楽しみは減り)、最後は制服で出ました。(;_:)

 

前のブルーは、知らない子に「これはどこで買ったんですか?」って聞かれて、ちょっとうれしかったです。一番簡単だったのに・・・

 

どれもそんなに難しくなくて、本屋さんで型紙付きの本を買ってきて、書いてある通りに作れば出来ます。襟がついているのは、袖付けもあって、ちょっとめんどくさかったけど。

 

節約なんだか、私の趣味なんだかわからないお話でしたね。読んで下さりありがとうございました。