私の子育て日記 私がブログを書く理由

私の母は毒親でした。そうなるにはそうなるだけの背景もあるのですが、自分が可愛そうになっちゃいそうだし、人さまにお伝えするべきではない事もあるので、ここでは書きませんが、簡単に言うと、子供を自分の思い通りにしたい人でした。

 

結婚するまでは、母の言うことをおかしいと思いながらも聞いていましたが、あることが起こり、母の子育てはやっぱりおかしいと確信しました。

 

母は長女が産まれた時に、「赤ちゃんはそっとしておけばいいのよ。抱っこはなるべくしない方がいいのよ。」って言いました。

 

私は、子供がいい子で幸せな子になって欲しくて、育児書を読んでいたら、「マニュアルばっかり見てる。」って言われました。母は私のすることなすこと、全部否定したい人でした。

 

年子の次女が産まれた時、もしかして長女は多動なのかも?って思いました。落ち着きがなくて、勝手にどこかに行ってしまう。外食に行っても、自分が食べたら、その場に座っていられない子供でした。その年代の他の子は、お母さんから離れない子が多いのに、長女は私がいなくても誰に抱かれても平気な子でした。

 

保健所にも何度も相談に行きましたが、いつも結果は経過観察でした。

 

そんな頃、子連れで行ける子育ての勉強に参加しました。そこで、長女の現状を相談しました。そしたら、先生が「たくさん抱っこをしましょうね。それもおなかとおなかをくっつけて抱っこするんですよ。そうするとお子さんもお母さんも安心するからね。」って言われたのです。そうしたら、半年ほどして、長女はとっても落ち着いた子供になりました。

 

母に言われた事と真逆でした。

 

この表現は本当に適格だと思うのですが、母は子供を崖に突き落とす、ライオンの母のような母でした。私の親世代はそういう人はいたと思うのですが、私は摂食障害になったり、円形脱毛症になったりしたので、私はそんな子育ては嫌でした。それで、違う子育ての方法を知りたくて、何度も勉強に参加し、教えてもらいながら子育てしました。

 

母のような昭和な子育ても、戦争中とか世の中が厳しい時代には、ありだったのかも知れません。でも、親が命令して、ああしろこうしろって育てていたら、子供は親以上にはならないと思うのです。

 

私が教えてもらったのは、子供のいい所を発見して口に出して、子供自身にどうありたいか、どうしたいか考えてもらう子育てです。子供は、無限の可能性を持っています。それを発揮できるように親が手伝う方が、私の浅知恵で育てるより、ずっとずっと立派な子供になりました。

 

そうは言ってもその後長男が産まれ、完璧な子育てが出来たわけではありません。ほんとに失敗だらけです。子育てに正解はないと思います。だって、その子その子違いますから。私の3人の子供も三者三葉だし、私が思っていたような子供にはなりませんでした。でも、もしかして、子育てに悩んでいるお母さまたちが、私の失敗から何かを得たり、そんなに頑張らなくてもいいのかって思ったり、こんな考え方もあるのかと、それぞれに受け取って頂けたらなと思うのです。

 

これが私がブログを書く理由です。

 

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