8月の14日、15日と奈良の主人の実家に行って来ました。帰りはまさしく台風真っただ中、途中高速が通行止めで、謎の林道を通り(泣)「あれ?ここさっきも通ったんじゃない?」って無限ループを通り抜け、*1 高速に無事乗れれば、横風に、あおり運転ならぬ、あおられ運転の恐怖と戦い帰って来ました。(*^^)v
吊り橋効果?って言うんでしょうか、夫に「気を付けてね」って水筒のふたを開けてあげて、「おう!」なんて言われて、久しぶりの夫婦共同作業で、冷え切った夫婦の仲もちょっと良くなったのか、なってないのか・・・ま、これはどっちでもいいんですけど。(#^.^#)
でね、帰り間際に、ほんとうに姑に怒れてしまいました。姑は田舎の農家の出身で、嫁なんて女中と思ってる人なので、今までも大変でしたが、それは嫁姑問題なんてどこでもある事だから、仕方ないとあきらめていました。でも、今回ばかりはホントにカチンときて言い返してしまいました。
次女が大学3年生なのですが、大学は電車で、通って通えない所ではないので、2年の終わりまでは、家から通っていました。姑に、なんども一人暮らしをさせるように言われたのですが、それも、そもそも大きなお世話で、そのほかにも、すべての事に口を出してくる、そして、すべての窓口は私なのです。今年就職した長女に、早く結婚しろと言えとか、次女が楽しくやってる部活をやめさせろとか、自分は孫に嫌われたくないから、私に言わせようとするのです。
でも、そんなことは、それまでのキョーレツな事から考えたら、全然大したことは無いのですが、今回は次女がいる所で、「なんで早く引っ越ししなかったのかしらねえ?」って嫌味っぽく言われて、次女が「ふん、ふん。」って聞いていたので、腹がたちました。
だって、姑に、次女を一人暮らしさせろって言われて、私は、次女にどうしたいか聞いて、それで、家から通ってたことなのに、まるで、一人暮らしさせないようにしていたかの物言いに、腹立たしい気持ちになりました。そして、次女も姑に調子を合わせていたので、「?」って思うでしょ。
大切な主人の親だし、子供たちにとっては、大切なおばあちゃんなのだから、いつもは穏便に話を済ませていましたが、多分、娘を取られるような気持になって、ガルル・・・ってなったのかもしれません。
帰り間際だったのですが、姑に「家から通うのは、○○ちゃんの意志でしてたことなんです!」って言って、それから口を聞きませんでした。
「お母さんのご飯が食べたいからって言ってたわね。」って、遠くで聞こえたような気がしたけど、わかってるなら言うなでしょ。(-_-)ずっと結婚して25年、そんないじわるを言われていたのです。それも夫のいない所で言う。ある日は次女が聞いてて、「おばあちゃん、さっきお母さんにイジワル言ってたね」って、言われたこともありました。
で、帰りの車で、次女になんで調子合せてたのか聞いたら、あんまり次女はわかってなかったみたいでした。次女の国語力・・・でもね、次女は次女で、お母さんの代わりにおばあちゃんの事を気遣ってあげようと思っていたみたいです。実家の母を預かっていた時も、子供たちは私の代わりに親孝行してくれました。そんな気持ちだったようです。
この前のお正月にも事件があって、兄嫁さんは「私は面倒みれません。いざとなったら施設に入ってもらう」って、私に断言したのですが、その時は「もう少し弱くなったらおとなしくなるかも知れないし」なんて言ったのだけど、まだまだ勢いは衰えません。
ぴえん。
いざとなったら、うちで引き取らないといかないかな、なんて、長女には話していたのですが、長女に「もしおばあちゃんを引き取ったら、お母さんのケアをする自信がないから、やめて欲しい」と言われました。
息子には、普段は姑の愚痴は言わなかったのですが、今回ばかりは腹がたって、息子に言ったら、「お母さんは、全部まじめに受け止めすぎなんだよ」なんて、大人な発言をされました。
子供の方が大人だった・・・
姑の最大の不幸は、姑の横暴を止める娘がいなかった事と、自分は嫁姑で、一切苦労をしていないことです。主人の父は、早くにお母さんを亡くしていて、姑は、一切嫁姑の苦労をしていないので、嫁の気持ちが一切わからないのです。で、古い昔の田舎の家だから、嫁なんて奴隷って家で育っているので、私と兄嫁さんはホントに大変でした。私より兄嫁さんの方が、大変だったと思います。
1年前に母を亡くしましたが、私が何か間違った事を弟嫁に言おうものなら、長女が怖い顔で「おかあさん!」って制してくれます。姑はそれもないのです。
なんかもしかして可哀そうな人なのかな。
私の母は毒親で、私はとっても苦労しました。でもね、そうならないために、子育ての勉強に行って、努力して子育てしたら、ホントにいい子になりました。私は子供たちみたいないい子ではありませんでした。
母がラスボスだと思っていたら、姑がいた!
でも、私も息子がいるので、いつか私も姑になるのに、先に苦労して勉強させてもらってるのかな、なんて思ったのです。痛い思いをしないと、痛い人の気持ちはわからないですよね。
母の苦労も、今のやさしい子供たちを得るための、必要な苦労だったのかもしれないと、亡くなって1年たって思い始めているのです。
お盆は、休みをとれなかった長女が、来週主人の実家に行きます。「おばあちゃんに、こき使われに行ってくるわ」なんて言ってましたが、ホントに、休む暇もなくあれをやれ、これをやれって言ってくるのです。帰ってきたら、じじばば孝行してくれた長女をスペシャルケアしてあげないとですね。
そういえば今回の事で、思わぬ収穫がありました。長女が「あのおばあちゃんに育てられて、平気なパパってすごいよね。」って、なんだか夫は、子供に謎の尊敬をされることになりました。(*'ω'*)
とりとめも無く書いてしまったけど、読んで下さりありがとうございました。
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