連休は、主人の両親の体調が思わしくないので、様子を見に行こうと思っています。
明日は、主人の実家に持って行く物を料理して、明後日、しあさってで、主人の実家に泊まりに行きます。
8月15日は終戦記念日ですね。
お隣のおじいちゃん（80歳超え）のお話を書きたいと思います。
うちは、両隣との人間関係は良好で、おじいちゃんの反対側のお隣は農家で、お野菜がたくさんできると頂いたり、奥様のおいしいお漬物を頂いたりして、こちらも主人の実家から何か送ってくれたら、おすそ分けする、お隣のおじいちゃんも、もらったり差し上げたり、そんな感じで、つかず離れずいい関係を作っています。
そのおじいちゃんなんですが、毎日を楽しんで生きていらっしゃる方です。ちょっと前に、”最近お見掛けしないなあ”なんて思っていたら、執筆活動をされていたそうです。
お友達の同人誌に、何か書いて欲しいと頼まれて、それに没頭していたそうです。
「出来たら見せてくださいね」ってお願いしていて、それを頂いたのですが、戦争の時のお話でした。
後日お会いした時に、「こういうのをまた書いて下さると、残された人たちの役に立つのではないでしょうか？」って言ったのですが、「ほんとは、思い出したくない話なんだけどね」っておっしゃいました。そして「あの頃に比べたら、今は毎日正月みたいなもんだ」ってぼそっと言いました。
ホントにそうですよね。私の両親も、戦中戦後を生きてきましたが、それはそれは大変な思いをしたのを聞いています。
でもさ、今の生活が ”あたりまえ” なんなら、もっともっとって、思っている自分もいたりします。
私は、若い頃アジアの貧しい国に行った事があります。
お金持ちの家に泊まったのですが、それでも、お風呂はお湯が出ませんでした。お湯の蛇口はあったんですよ。そして、水は、なんだかどぶ臭いにおいでした。絶対に、飲んだらお腹を壊しそうな水でした。
他の家は、お風呂（というか水浴び）の途中で、水が止まってしまいました。(´;ω;｀)
暑いのでみんながエアコンを使うと、停電してしまう。(;_:)
スラムにも行きました。子供は、ゴミを拾って生計を立てていました。テレビで見るのと、ホントに見るのは違いました。暑い国なので、ゴミの中にいると、ホントにすごい匂いでした。去年来た人は、「今年は服を着ている！」ってびっくりしていました。
え？そのレベル？って思いました。
何にも出来ない自分が、情けないなって思いました。
夫は来年から海外に単身赴任します。「私も行きたい」と言うと「そんな良くないんだよ。ウォシュレットも無いんだよ。」って言われました。「じゃあ、ウォシュレット売ればいいじゃん。」って私が言ったので、調べたみたいです。でもね、日本って軟水でしょ。硬水の国は、ウォシュレットがすぐ壊れちゃうんですって。
お水の話しばかりでしたが、日本では、今どきウォシュレットなんて普通ですよね。で、蛇口をひねれば、飲める水が出る、そんな幸せな国は、世界にどれほどあるのだろうと思うのです。
でも、私も含めですが、この日本と言う素晴らしい国に生まれさせてもらって、生活出来ているのに感謝があっただろうか？
特に夫の給料日前は、ガルルルルってなったりします。( ;∀;)
もっともっと、っていう心が、戦争の元だと思うのです。
それとね、私も偉そうに言えないのですが、人って〇か×かを人に付けがちでしょ。
先日、車に乗っていたら、前の車の窓から、何か出て来ました。よく見たらゴミを捨てていたのです。
それを見て、まあ！なんて人なんだろう！って×で見ていました。
でもね、もしかしたらその人は、公共の所でゴミを捨ててはいけません、って親から教えてもらってないのかもしれません。それに、それが、恥ずかしい事だと思っていないのかもしれません。もしかしたら、親も平気で、そこいらにゴミを捨てる人だったら、その人にとっては普通の事ですよね。
そしたら、×ではなく可哀そうな人ですよね。しゃべってみたら、そんなに悪い人ではないかもしれません。
人間って、私も含め完璧な人なんて一人もいないと思うのですが、人は、みんなそれぞれ心の物差しがあって、自分は良くて、あの人は悪いって思いがちですよね。（もちろん私もありますよ。）でも、そうやって批判の目で見ると、戦いになってしまう。
失敗だらけの子育てをした私だけど、（てへ）まだまだ親が、子供に伝えなければならない事って、たくさんあるな、でも、押し付けると戦いになるな、難しいな。少しづつ頑張ろう！と、終戦記念日前 あんど お盆に思うのでした。
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