私の子育て日記 地獄の夏休み 補足

昨日書いた事、ちょっと違ってたかもと思い、今またブログを書いています。

 

”子供は親が与えたら返してくれる”って書いたけど、違うのかもと思いました。

 

去年、母が亡くなった時の事です。お通夜や葬儀の間、葬儀場と家を行ったり来たりして忙しくしていたら、子供たち3人で話し合って、洗濯や掃除など、家事をしていてくれました。息子が食器洗いをしてくれて、ほんとにびっくりしました。私が取り乱して泣いていたら、息子も泣いていました。

 

一緒に住んでいましたが、男の子なので、そんなに母と接点はありませんでした。「なんで泣いてるの?」って聞いたら、「だってお母さんが泣いてるから」って言いました。優しい子に育ったんだなって思いました。

 

ずっとずっとむかし、若い頃に、小学校1年生の女の子の家庭教師をしていた時に、終わってお茶を頂いていたら、その子の弟君がお絵描きをしていました。この子がホントにおりこうちゃんなぼくちゃんで、小さいのに聞き訳がよくて、聡明なぼくちゃんでした。何かお話ししながら書いていました。

 

「これはね、お母さんで、これは僕。僕はね、お母さんを助けるために生まれて来たんだよ。」って言ってました。

 

もしかしたら、子供って、そもそも親のために生まれてきてくれたのかもしれないですね。私、与えたから返ってきてると思ってたけど、違うのかもしれません。

 

子供のお陰で、与えることを学ばせてもらってるのかもしれません。

 

”無償の愛は親から子供ではなくて、子供から親なんです。”って、聞いたことがあります。

 

確かに子供って、どんなに怒ってもお母さんの事好きでいてくれますもんね。神かもしれない。子供に怒るように大人に怒ったら、きっと絶縁されちゃいますよね。

 

生まれて来た時は、産まれてくれただけでありがたいと思っていたのに、23年もかあちゃんしてたら、いるのが当たり前になってきて、今年社会人1年目の娘には、「彼氏とかいないの?日曜日におデートとかないの?」なんてパワハラ発言をしていました。まずいまずい。

 

もうだいぶ大きくなったけど、今、いてくれることに感謝して、もうちょっと子育て頑張ろうと思いました。