私の子育て日記

今22歳と、21歳と17歳の子供がいて、ずっと前から、私の子育てを書き記しておきたかったので、ブログを始めて、生まれた時から時系列に沿って書きたかったのですが、昨日びっくりしたことがあったので、現在の事を書きます。

 

昨日の私は、ブラックになっていました。

 

私の母は多分・・・おそらく・・・今で言う毒親です。ま、詳細は書きませんが、二十歳の時まで面倒をみてくれた祖母が亡くなると、その毒親ぶりは一段と増し、私はある時からは、毎日毎日自分の部屋で泣いていました。

 

子供が出来て、子育ての勉強に行って、母の子育てはおかしいと気付き、自分の子供には、私のような悲しい思いをさせないように、母にされて嫌だったことは、子供にはしない、自分が親にして欲しかったことを子供にしてやろうと、子育てをしました。

 

結婚して、姑に仕事を辞めて早く孫をと言われ、産まれたら、一人っ子じゃかわいそうと言われ、もう一人産み、上二人は女の子だったので、跡取りは?と言われ、息子を産み、夫は普通のサラリーマンなので生活はとても大変だったけど、必死で子育てをしました。

 

はっと気づいたらもうあと数年で還暦・・・私の人生なんだったんだろう?ってちょっとブラックな母になり、今年就職した長女に、ちょっと嫌味な事を言ってしまいました。(´;ω;`)

 

しばらくして、県外で一人暮らしをしている次女から電話があり、「お母さんはしょげてるの(;_;」って心のうちを話しました。そしたら、次女がちゃんと話を聞いてくれて、「うんうん。そうだね。お母さんはがんばったよね。ありがとうね。」ってやさしい言葉をかけてくれました。次女に「ありがとうね。○○ちゃんに聞いてもらったら、なんかすっきりしたよ」と言ったら、「お母さんにこうやって育ててもらったんだよ」って言われました。😢キャー

そう言われたら、さっき嫌味を言った長女にも申し訳なくなって、長女の部屋に謝りに行きました。そしたら、長女が「お母さん、今まで大変だったから、ちゃんと家に生活費を入れるためにお母さんのために頑張って仕事するね。」って、私が自分の母には、ついぞかけたことの無い、やさしい言葉をくれました。

 

キリスト教徒ではないので、きちんとはわかりませんが、自分にして欲しいことを人にしなさい的な言葉がありませんでしたっけ?あれってほんとなんだな、って実感しました。

 

去年の夏、母が亡くなる前の5年ほど、母を引き取って一緒に住んでいました。母は、亡くなる前は、かわいらしいおばあちゃんになっていました。でも、どうしても、昔の事が忘れられず、やさしくしてはあげられませんでした。本人はすっかり自分の吐いた暴言は忘れていたどころか、「そんな前の事をあんたはいつまでも・・・」と、謝ることもありませんでした。娘の所に住んで、言いたい放題で、3食上げ膳据え膳で、やるべきことは全てやってるのに、周りには「娘はなんにもやってくれない」ともらしていたようです。やさしくしたり、話を聞いて欲しかったみたいです。

でも、私は、自分がしてなかったのに、今さらやさしさまで要求されてもねえ。(-_-)って気持ちでした。

 

母が他界して、すぐには思えなかったけど、だんだんあの母に育てられて、勉強だったのかなって、最近思えるようになってきました。母は、結婚前は何不自由ないお嬢様だったみたいです。それが、舅、姑、小姑、小姑のいる家に嫁いだのだし、父も難しい人だったので、大変だったのだと思います。私は、母のストレスのはけ口でした。

 

その母にされて嫌だったことが、私の子育てのストッパーになっていました。そりゃあ、私も人間なので、子育てで怒れちゃったりはしますよ。でへへ。(#^.^#)でも、母みたいに、すべてにケチをつけたり、子供の大変さを理解せずに、怒鳴ったりはしませんでした。そうなりそうになると、自分の心にストッパーがかかるのです。

 

なら、それもいいじゃん。(^_^)

 

もしかしたら、毒親の苦労も逆に良かったのかもしれない。だから、今がある。良薬に変身したのかな。

 

そんな風に思えた昨日でした。