私の子育て日記 父の方法をまねる

こんにちは。今日あまりに暑いので、エアコンをいれたのに、全然涼しくならなくて、なんなら外の方が涼しいじゃないか!エアコン壊れちゃったのかな?って思って、よく見たら、暖房のボタンを押していたことに気づいた、ほんとにこの電気代の高い時におたんちんなことをしてしまったおばさんです。(;_:)とほほ

 

先週父の日でしたが、その時に書こうと思ってて、もう1週間もたってしまいました。

 

子育てって、親にされたようにしがちですよね。私の場合は、母が嫌だったので、ああはなるまいと子育てをしましたが、一方で父は上手かった気がします。

 

父は、コーヒーをいれて欲しい時に、「悪いけどコーヒーを入れてくれないか?」ってお願いしてくれるのでした。そしてコーヒーを飲むと、「やっぱり陽子のいれたコーヒーは上手いなあ。」って言ったのでした。多分、誰がいれても一緒だと思うのですが、そんな事言われたら、またいれてあげたくなっちゃうでしょ。もし父が、「おい!コーヒーいれろ」って言って、「まずい」とか言われたら、もう二度とやってあげたくなくなっちゃうでしょ。言い方って大事ですよね。

 

思春期の反抗期の時に、ちょっと反抗的な態度をとったことがありました。その時父は、目に涙をいっぱいためて、「一生懸命育てた子供に、そんなこと言われた親の気持ちを、考えたことがあるのか・・・」って言われました。本当に苦労して、一生懸命働いて育ててくれた父に、もうそれ以降反抗は出来ませんでした。

 

決してスマートなかっこいい父ではありませんでした。私の結婚式の時には、ものすごーく酔っぱらって、大騒ぎし、業者が撮ってるビデオの前を、何度も通り過ぎて映り込まれて、最悪の結婚式でした。

 

結婚してから、うちに来た時には、台所で私が料理をしていると、じとーっと私を見ているのです。正直ちょっとうざかった。(*'▽')

 

10数年前にすい臓がんで余命半年と言われ、我が家で引き取ったのですが、1度だけ下の世話をすることがありました。その時も、「悪いなあ。」なんて言われて、「いいんだよ。今まで一生懸命働いて育ててくれて、ありがとう。」って、生きてるうちに言えたので、もうちょっと生きてて欲しかったけど、良かったかなと思います。

 

父には、うっとおしいほどの愛情をかけてもらったなと思います。男の人なので、外で働いているから、そんなに接点はなかったけれど、ちゃんと愛情をもらっているのは、その姿と、愛のある言葉で感じていました。

 

もう亡くなってしまったけど、今でも感謝しています、私にとって父の日は、父への感謝の日になっています。