私の子育て日記

思春期のお子さんが、いじめを苦にして自殺なんてニュースって時々ありますよね。

 

なんで大人に話せなかったのかなって思いましたが、もしかしたら、親子で会話が出来る習慣を、小さいころから作らないと、いきなり思春期になってからは難しいのかな、うちは、なんでも聞いてあげれるお母さんになろう!と思いました。私は、子供のころ、全ての事を、母に話せませんでした。なぜなら、母の締めの言葉は「あんたが悪い」だったからです。私は、そうではなくて、子供の味方になってやれる親になろうと思いました。子育ての勉強でも、小さい頃は”対話学習”というのが必要だと聞きました。

 

長女が幼稚園に入った時、幼稚園から帰ると「幼稚園はどうだった?」って聞くのを習慣にしていました。最初は、子供なので、ちゃんと文章にするとか、大人にわかるように話すのは、難しいことのようでした。それに、謎にファンタジーな話もあって、「今日は、お姉ちゃんがあそんでくれた。よみちゃんっていうんだよ」って言われて、名前も変だなと思いつつ、先生に聞いたら、よみちゃんなんてお姉ちゃんはいないと言われ、友達に話したら、「先生には見えてなかったのかも」なんて、怖いことも言われました。(*'▽')

 

でも、だんだん上手に話せるようになって、幼稚園の様子を、微に入り細にわたり話してくれて、口から産まれたんじゃないかと思うような子になり、「ちょっとお口とじてよっか」って言うほど、おしゃべりな子供になりました。

 

年子の次女がいるのですが、次女は3月生まれて、幼稚園に入った時も、他の子より幼くて心配をしていたのですが、クラスの4月5月生まれのしっかりした子にかわいがってもらって、お弁当も、食べさせてもらったりしてたみたいです。長女も、一緒に幼稚園に行くのに、体操服やらスモックやら入ったバッグを持ってやったり、靴を脱がせたりしていたようです。でも、幼いので、幼稚園の子がやりがちの、家族ごっことかでは、大体犬の役か赤ちゃんの役で、セリフは「わんわん。」か「ばぶー」だったらしいです。(;_:)

 

家で、お人形遊びを姉妹でしても、長女がセリフを決めちゃう。「○○ちゃん、それはこまったわって言って」って姉が言うと、その通り次女が言う。お絵描きも何もかも、お姉ちゃんのまねっこ。これでは、自分で考えてお話しする能力はつきませんよね。

 

次女にも、幼稚園から帰ると今日はどうだった?って聞く習慣をつけようと試みましたが、心優しい(*_*;お姉ちゃんが、「今日は、年少さんはこれこれしてたよ。」って代わりにお話ししてくれる。次女が話そうと「あのね、あのね、お絵描き、七夕」と言うと、親切な(#^.^#)長女が、ちゃんと文章にしてお話ししてくれる。次女は長女に「そうだよね。」って言われて「うん」って言うだけ。なかなか、文章を考えて作る能力はつきませんでした。(´;ω;`)

 

なので、小さい頃は先生のお話してることもあんまりわかってなかったようです。20歳のいまでも「長いお話わからない・・・」って言ってます。とほほ

 

でもね、いいこともありました。中学生の時に、テストの前日に、数学の問題を解いてて、普通わからない問題って、答えや解説を見て解きますよね。でも解説を読んでも解らないから、自力で解くと言って、1時間ぐらい色々考えていたら、最後に自分なりの解き方で答えが出たのです。そして、なんと次の日のテストで、その問題がそっくりそのままでたのです。

読んでもわからない能力ここで使えた!!パチパチ(*'▽')

 

出来ないことで、違う能力が開花することもあるのかな。

 

長女は、やっぱり国語が得意で、文系の大学に進みました。次女は高校生ごろから色々話してくれるようになり、国語力も伸びたけど、考えるほうが得意で、理系の大学に進みました。

 

同じ親から産まれて、同性で、同じように育てたのに、全く違う子供になるんですね。小さい頃は次女の事を心配していたけど、次女なりの成長をしてきた、比べなくても良かったのかなって今は思います。(^_^)