私の子育て日記 ケンカした時に

子供って、夕飯の支度の一番忙しい時に限って、喧嘩したりしますよね。(´;ω;`)

 

結婚前に、ある人(私の恩師なのですが)から、「その人その人の思いをわかっていけるといいよね。」って言われた事があります。その時は「へ?」って思ってて全然わかりませんでした。

 

ある日、子供たちの喧嘩にうんざりしていた私は、開き直って、聞いてやろうじゃないの、その代わり夕飯が遅くなっても知らないわよ。ぐらいの気持ちで、子供に話を聞き始めました。

 

まず、長女から、次女と長男はちょっと制し、(我が家は全て上からがルールなので、)長女に話を聞きました。「ふんふん。○○ちゃんはこんな気持ちで悲しかったのね。」よし、長女の悲しいがわかった。次、次女、次、長男とちゃんと心をきいて、「こうだったんだね」確認しながら聞くと、3人とも心が落ち着いた様子で自己主張しなくなりました。あれ?いつもと違う・・・そこで私が「さあ、誰が一番にごめんなさい言えるおりこうちゃんですか?」って聞いたら、3人とも「はーい!はーい!はーい!」って、さっきまでいがみ合っていたのがウソのように、ごめんなさいが言える子になっていたのです。

 

いつもは、忙しいから、親が適当に話を聞いて、裁判官になっちゃう。そうすると、子供の心が満足しなくて、いつまでも、喧嘩の火種がくすぶっていて、結局かえって長引いてしまう、その時は私の意見は一切言わず、子供の心だけ聞いたのが良かったのかな。親の意見で決めちゃうと、親の思い通りの子供になっちゃいますよね。

聞かなくてはと肝に銘じた出来事でした。