私の子育て日記 次女の帰省

子育ての目標は、子供の自立だと子育ての勉強で聞きました。

 

この週末、県外の大学に行っている次女が、帰省しました。そんなに遠い所に住んでいるわけではないので、ちょくちょく帰ってきます。夫は、知り合いのお通夜があって、家にいなかったのですが、久しぶりに3人の子供と、一緒に夕飯を食べることが出来て、次女は「お母さんの作るご飯はおいしいなあ。」って喜んでいて、幸せな時間を過ごしました。

 

帰る時に、長女と次女がハグしてたので、息子も呼んだら、3人でハグしてぴょんぴょんしてました。あれ?私、仲間外れ?

 

でもね。いいんです。だって親は先に死んじゃうでしょ。3人の子供たちが仲良しな事の方が、ずっとずっと幸せなのです。

 

駅まで次女を車で送る時、胸が急に苦しくなりました。(心臓疾患もしくは更年期ではないです。(*^^*))

 

で、駅に着いたら、うるっとしてしまいました。「じゃあね~」って明るく手を振る次女を見送ったら、不覚にも涙がこぼれてしまいました。(;_:)

 

そのあと、次女から「着いたよ~」って電話があり、家に帰ったらさみしくなったのか、「さみしいよう」なんて言ってましたが、「じゃあ帰ってくる?」って聞いたら、「帰らない」と言われました。それなりに一人暮らしを満喫しているようです。本当は家から通っても、通えない所ではありません。でも、次女が自分で一人暮らしを決めたのです。

 

長女が大学時代に一人暮らしを始めた時は、母も初だったので、大号泣してしまいました。(T_T)でも、その後、長女に「ご飯を作ったり、掃除したり、洗濯したり、一人分でも大変なのに、お母さんは6人分してたのだからすごいよね」って言われました。経験してみないと、その大変さってわからないですものね。Uターン就職して帰って来ましたが、一回りも二回りも大きくなって帰ってきました。とってもしっかり者になりました。

 

次女はどうなるかわかりませんが、きっと成長していると思います。

 

長女も次女も、だいぶ親の出る幕がなくなってきました。自立に向かっているんですね。

 

私の母は、私の悪い所を見つけて指摘して「あんたはだめだ、ばかだ」と言う人でした。私は32歳で結婚したのですが、「こんな年まで結婚せずに!いいかげん自立しなさい!家を出ていきなさい!」と何度も言われました。でもさ、ダメだ、バカだって言われ続けて、全く自信のない娘に、自立しろって出来るわけないじゃん。って思っていました。たくさん愛情をかけていたら、自然に、自立しろと言わなくても、勝手に出ていってしまうのではないかと思いました。現に、うちの娘たちは、母の手を振りほどくように、出て行ってしまったのですから。だって、たくさん愛されて、自信があったら、なんでもやってみようって思うでしょ。(これは私の意見ですし、愛情のかけかたにもよるとは思いますが、過保護とかは良くないと思いますけどね。)

 

父は、私が高校を卒業する時に、「女は、早く結婚すればいいんだ。」と言っていたくせに、いざとなると、私に来た見合いの話をことごとく断り、主人と結婚する時も、ぶち壊す気まんまんでした。(*'▽')結婚式の前には、聞いても無いのに、「俺は泣かんぞ。」って何度も豪語していましたが、結婚式では、飲みすぎて困ったおっさんと化していたのでした。(-_-メ)父親心は難しい・・・

 

結婚してから、みなさまは、なさってないかも知れませんが、夫と喧嘩して、「実家に帰らせて頂きます」って帰った時に、母は「あんたねえ。いいかげんにしなさい」って私を責める言葉しかありませんでした。でも、翌々日に夫の所へ帰ろうとすると、父は「なんだあ。もう帰るのか・・・。」と言いました。(*'ω'*)

 

実は子供の自立って、親の自立でもあるのかもしれませんね。

 

親孝行はした方がいいと思うのです。父も母も、最期は我が家で引き取りました。だから、子供たちは、とっても親孝行な子供なのです。老いたら人間は死ぬってことを間近で見て学ぶことはたくさんあるし、私が親の面倒を見ている姿を見て、長女が「お母さんが年取ったら、私が面倒見るね」って言ってくれました。どうなるかはわからないけど、そう思ってくれるのは、うれしい事です。

 

お互いに寄りかかり過ぎず、お互いを尊重しながら、困った時は助け合えるいい親子関係を作りたいなと思いました。

 

自立したおばさんにならねば。(^^)v