私の子育て日記 さすがお姉ちゃん

年子の姉妹

私には弟がいます。子供のころ親に「おねえちゃんなんだから我慢しなさい。」と言われたことがあります。私はこの言葉が大嫌いでした。好きでお姉ちゃんに生まれたわけじゃないのに、なんなら産んだのはあなたなのに、なんでそんな事を言われて、我慢を強いられなきゃいけないのか、なんて理不尽なんだと思っていました。

 

で、長女の後に次女が産まれた時に、自分がなんて言われたかったか、なんて言ったら2人の子育ては上手くいくのか考えて長女に言うようにしたのが、「さすがお姉ちゃん!」でした。

 

子供にジュースをあげる時もお姉ちゃんが先、とにかくなんでもお姉ちゃんが先、次女には「お姉ちゃんはすごいんだよ」って常に言い、長女には「でもね。お姉ちゃんはその代わり、ちゃんと〇〇ちゃんが困った時には助けてあげないといけないんだよ」って言っていました。

 

ある日、他の子たちもいるところで、子供たちを遊ばせていました。ちょっと目を離したら、まだハイハイしている次女が泣いていました。そして、長女が、その当時長女はやせっぽちだったのですが、長女の倍ぐらいの体格のいい男の子の肩をどーんと突き飛ばしているのを見ました。あわてて、中に割って入ると、長女が

「〇〇くんが妹を泣かした!」って言ってまさしくやっつけようとしている所でした。

 

よくよく聞いてみると、まだハイハイしてる次女が、わからないでその男の子が遊んでいるのを邪魔して、その子が次女に何かをして、次女が泣いたようでした。次女がいけないの。(-_-)

 

でも、長女はそんなことわからないから、次女を泣かせた悪い奴にしか見えなかったんでしょうね。でも、どう見ても体格の違いが・・・

 

次女を守るのよって言い過ぎちゃったかなあ・・・って反省しました。

 

その後、大きくなってもお姉ちゃんは次女をかわいがり、お世話してくれて、20歳を過ぎても姉妹は仲良しです。その代わり私はそんなお姉ちゃんに「ありがとう。」は忘れていません。

 

一時期、あんまりお姉ちゃんがおりこう過ぎて、次女がすねちゃったことはあったのですが、大きくなって、お姉ちゃんと私は違うんだ、私はわたしでいいんだって自信がもてるようになって、乗り越えられました。

 

ちなみに息子もお姉ちゃんが大好きです。親は先に死ぬから、兄弟姉妹が仲良くしてくれるのはとっても安心です。(^_^)