私の子育て日記 親は無くとも子は育つ?

息子は高校3年生、受験生です。前に書きましたが、大学のオープンキャンパスに行って、気に入った学校を見つけて、それ以来ずっと、土日や学校が半日の時は、塾の自習室に行って勉強しています。親が行けと言った訳ではなく、自分で行くようになりました。

 

自習室に行くときは、お弁当を作っていたのですが、夏休みになって、さすがに土日はかあちゃんもキツイと言ったら、「ご飯炊いといてくれたら、自分でおにぎり作って持ってくよ」って言ってくれました。

 

今朝起きたら、もう自分でおにぎりを作っていて、出かけるところでした。

 

なんか申し訳ないな、たまには母親らしいことしてやらないとと思い、「塾までお母さんが送ってあげるわ」って言いました。息子の塾は、電車だと1時間ほどかかるのですが、車だと30分で着くのです。たまには、話も聞きたいし、なんて思ったのです。

 

ちなみに、第1希望の国立大学は、もうちょっとでD判定、第二希望の私立大学は、今の所B判定です。ほんとにもうひとふんばりです。

 

息子は、自分でどうやって勉強を進めていくか決めていて、聞いてもちんぷんかんぷんだし、「お母さんは口をだすな」って言われているので、勉強のことは「頑張ってるね」としか言っていません。

 

なので、たわいない話しかしないのですが、「こんどAと遊ぶんだ。」って言うので、「たまにはいいんじゃないの」って言ったら、Aくんに「どうせ勉強しかしてないんでしょ」って言われたそうです。受験生なんだから当たり前なんだけど、Aくんとまだ交流があったのに、びっくりしました。

 

その子は、小学校の時に同じクラスだった子で、中学の時は、そんなに仲良くなかったし、高校も別の高校で、うちの子よりずっとレベルの高い高校に行ってたので、接点はないと思っていました。「ちょくちょく遊んでるよ」って聞いて、またまたびっくりしました。

 

小学校の時は、うちの息子がまさか自発で勉強するような子になるとは、思っても見ませんでした。

 

息子は、ほんとにほんとにフツーの小学生でした。

 

どちらかと言えば・・・この子大丈夫か・・・って思うような、元気で愛嬌はあるけどね・・・って子供でした。

 

小学校の1年生の初めての遠足の時、学校の先生から電話がかかって来ました。

 

その日はとっても天気がいい日だったのですが(多分5月ごろ)、息子は、遠足で友達と遊ぶのが楽しすぎて、天気がいいのに日陰に入らず遊び続け、熱中症になって、食べたお弁当全部吐いたそうです。

 

近くの公園に徒歩で行く遠足だったのですが、学校から迎えに来て欲しいとの連絡でした。

 

で、急いで公園に迎えに行ったら、もう一人鼻血をだしたから、学校まで連れて行って欲しいと先生に言われたので、その子を学校に送り届けて、私と息子は家に帰りました。

 

その、今度一緒に遊ぶって言った子が、まさしくその時の鼻血君なのです。

 

行ってる高校から考えて、多分A君も同じぐらいの大学を目指しているんだろうなって思うので、情報交換もお互いにしたいのかなと思います。

 

小学校の時のゲロくんと鼻血くんが、こんなに立派に成長するなんて、小学生の時は、思っても見ませんでした。

 

子供って成長するんですね。

 

受験生にとって夏休みは大きく伸びるチャンスですよね。二人とも切磋琢磨しあって、希望の大学に入れるといいなと思います。