私の子育て 日記 次女①

次女が、急に小6でバトンを習いたいと言い出しました。そこは、お月謝も破格に安いのですが、色んな体育館で練習をするので、まだ息子も小さいし、送り迎えが出来ないので、行きは自分で電車で行って、帰りは心配だから、夫に、仕事帰りに迎えに行ってもらうことにしました。本人が、やりたいと言い出したことなので、私も強気で、「成績が下がったら、やめてもらうからね。」なんて鬼みたいな条件を付けましたが、そもそも、低め安定の成績だったので、(*^▽^*)そんなにダメージはありませんでした。

 

遠くの体育館で練習があると、帰ってくるのが10時近かったと思います。それからご飯を食べて、お風呂に入ってと、中学生にはちょっとハードな生活でしたが、やめたいとも疲れたとも言わなかったのは、やっぱり自分やりたいと言って、始めたことだったからでしょうか。

 

高校も、バトン部のある高校に行こうかとも相談しましたが、なぜかそうはなりませんでした。そこは中学生までなので、発表会だったか、大会だったか、何かのところで、受験もあるのでって事でやめましたが、次女の中では、やりきった感があったのか、満足しているようでした。

 

高校に入って、その高校はバトン部はなく、ダンス部があったので、「ダンス部に入ろうかな」なんて言ってたのに、なぜかジャズ吹奏楽部に入りました。私の中ではまた

 

え”(*'▽')

 

でした。

 

でも、そのうち本当に本当に部活に夢中になって、気づけばユーチューブでジャズを聞いてる、なんなら近くのお墓に自主練に行く、楽器もお年玉やお小遣いをためて自分で買う子になっていました。その子その子で、目ざめる時が違うのかもしれませんね。

 

そんなんだから、学校の勉強は・・・とほほな事になっていました。人それぞれ考えはあると思いますが、私は、高校生はもう義務教育じゃないんだから、勉強に親が四の五の言ってもと思ったし、何より、自分が夢中になれるものが見つかって良かったし、この部活への情熱を、引退したら、勉強に向けてくれるものと思っていました。

 

でも、世の中そんなに甘くなかった。(;_:)

 

次女は、なんと高3の夏休みまで部活を続けたのでした。(-_-)それも目いっぱい。

 

ただでさえ低め安定の成績なのに、夏休み過ぎから受験勉強にとりかかっても、結果は目に見えてますよね。先生に薦められて、謎の聞いたことないカタカナの大学に受かったけど、諸事情により、(これはまた後日)入れなくて、ちゃんと勉強するからって事で、一浪して今の大学に入りました。

 

そして、またジャズ吹奏楽部に入っちゃった。(*'▽')

 

そして、また、毎日ユーチューブでジャズ。(*'▽')

 

小学校の時のピアノは、ものすごく月謝も高くて、とっても大変でした。こんなことなら、ピアノじゃなくて最初から吹奏楽をしてれば良かったのかな、そしたら、先生に罵倒されたりしなくて済んだのかな、私の選択ミスだったのかな、とも思いました。

 

でも、そうではありませんでした。ある日次女に聞いてみました。「ピアノ習わない方が良かった?」そしたら、次女が「良かったよ。時間があるなら、まだ習いたいよ。それにさ、あの時に吠えていた先生の気持ちが、今すごくわかるんだよね。変な音とか聞くと気持ち悪いのよ。今他の子の吹いてるの聞いて、気持ち悪くて吠えたくなるもん。」と言いました。

 

良かった。やっぱり人生って、無駄なものは一つもないって言うけど、そうなんだな、ピアノで音楽の基本を学んで、耳を鍛えて、バトンを習って頑張り力とかついた気がする。一直線に脇目もふらず一つの事って、憧れるけど、次女は寄り道しながら、色んな所で、大事なことを勉強させてもらったのかな。最近そう思えるようになりました。

 

それにしても振り幅ありすぎだったけど。(*'ω'*)