私の子育て日記 習い事について

子供の習い事について

 

長女は4歳から、中学2年までバレエを習っていました。どこかでバレエを踊っている人を見て、「きれー!!」って言ってたので、なんとなくバレエを習わせました。

 

最初はカルチャーセンターみたいな所で、それから口コミで近所のお姉さん先生の教室があると聞いたので、そこにかわりました。本人が習いたいと言っただけあって、楽しそうに通い、家でも夫に(我が家ではバーと呼んでいましたが、(*^▽^*))ホームセンターで買ってきた階段の手すりを、リビングの壁につけて、お風呂からでたら、毎日自主練していました。出来ないこともありましたが、「出来なくても、何回も何回も練習すると、出来るようになるんだよ」って言ったら、練習して、出来るようになると嬉しくてまた、練習する、という習い事で素敵な事を学べたような気がします。なんなら、発表会の前には踊ってくれと言ってないのに、道を歩きながら踊ってしまうような子で、習ったかいがあったと思えるものでした。

 

一方、一つ下の次女も、少し一緒にバレエを習いましたが、つま先立ちが怖くて、下を向いてしまう、下を向くと注意される、それが嫌であんまり続きませんでした。長女は、5月生まれというのも関係しているのか、なんでもそつなくこなす子で、幼稚園の時には、次女がちょっといじけちゃった事がありました。2歳近く年が離れているのだから、次女は長女より出来なくて当りまえなんですが、こどもの脳では目の前の出来しかわからないので、「○○ちゃんはばかだから・・・」って色んな事に積極的になれないお年頃がありました。( ;∀;)何か次女も、お姉ちゃんと違うことで自信を持たせてやりたい、そう思っていました。

次女が2歳ごろ、歩きながら大きい方が出てしまったことがあり、私が「くさいくさい」って言ったら、次女が「あ~くたいくたい♬」(当時さしすせそが言えなかった)ってメロディーをつけて、楽しそうに歌っていました。私は本当に親ばかで、「この子は音楽の才能があるに違いない!」と美しい勘違いをしてしまい、年少からヤマハ音楽教室に通い始めました。

 

でもね、他の所に書きましたが、言葉の理解が遅くて、先生の言ってることがよくわからない、私が隣で小声で説明すると「長いおはなしわからない(*_*)」って聞いてくれなくて、楽しいんだか楽しくないんだかわからない状態で、4年間通いました。でもね、まだ、私の親ばか続いてたの。でへ。この子は耳がいい。もっといい先生の所に行かせようって、なんとか音大出ている先生の所に通うことにしました。もうそのころには、子供の習い事のか、私の習い事なのかわからないぐらい、私の方が前のめりで、ネットでこれぐらいの子は、こんな本をやってるんだな。とか調べて(ほんとはそういうものではないんですけどね。)次女の進み具合に一喜一憂したりしていました。

 

先生はイケイケどんどんの先生で、どんどん難しい曲に挑戦させてくれる、この先生はすごい!!って思っていました。発表会の前は、レコーダーを持って行き、レッスンの様子を録音し、家でも聞き直して練習させたりしました。実は、次女が先生にものすごい罵声を浴びせられてるのが入ってたんだけど、一瞬はおや?って思ったけど、それくらいやらなきゃ上手くならないわって気持ちもありました。

 

今でも忘れない日があります。ピアノのコンクールの帰り道でした。次女が、「お母さんあのね、お母さんは怒るかもしれないけど、お願いがあるの。」と次女に言われました。なんだろうと思って聞くと、「あのね、怒らないでね。○○ちゃんはね、バトンが習いたいの」

 

え”(*'ω'*)

 

実は、小学校の低学年の時に、長女と一緒にバトンに行ったのだけど、長女が嫌がるので、なら、次女も一緒にやめようかって、とっととやめてたんですよ。

 

「ほんとはバトンが習いたいの。」思いもかけない次女の言葉に、私はなんと返事をしていいのかわかりませんでした。私って、なんかその時性格悪かったかもしれない。習いたいなら、自分で行って自分で帰る、送り迎えはしない、学校の成績が下がったら、すぐやめる、を条件にバトンに行く事にしました。あの時の次女は、ほんとに頑張ってた。自分でやりたいことなら、こんなにも頑張れるんだと思いました。

で、ピアノなんですが、6年生の時に、バッハのなんとかってやつが、どうしても出来なくて、「出来ない( ;∀;)」って泣いて、確かに、これは人間わざじゃないと素人の私でもわかったので、先生に電話をして、もう難しいことはしないで、楽しいピアノにしてくださいとお願いして、クラシックじゃなくて、ディズニーとか弾かせてもらうようになってから、そもそも基本は出来ていたからなのか、クラシックの表現も良くなって楽しくなったようでした。結局高校2年までピアノは続きました。

 

まだこの話、続きがあるのですが、ちょっと今日はここまでにしておきます。