私の子育て日記 夫編②

前回、夫の病気の件を書きましたが・・・

 

teruyamayouko.hatenablog.com

色んな方から、あたたかい励ましのコメントを頂き、とっても感謝しています。ありがとうございました。<m(__)m>皆様のあたたかさをひしひしと感じました。

 

夫ですが、おかげさまで27日の夜、一般病棟に移動できました。一般病棟になって、携帯が使えるようになったので、何やら毎日持っていくものがあって、忙しい毎日を送っていて、なかなかブログを書く時間がありませんでした。心配して下さった方々に、報告したかったのですが、遅くなって申し訳ありませんでした。

 

ありがとうございました。<m(__)m>

 

でね、子育てと全く関係ないのですが、昨日は色んな事があって、それを書こうと思います。

 

主人の会社の方が、心配して毎日電話をくださったのですが、実はこの方が「うちに来ない?」って声をかけて下さって、主人は今の会社に転職したのです。それで、毎年この時期に感謝の気持ちで蓮根を送っているのです。私の実家は蓮根の産地で、いい蓮根が買えるので、それを送っているのです。いつも、とっても喜んで下さるので、昨日は長女に夫の病院に行ってもらって、私は蓮根を買いに実家の方まで行きました。車で2時間かかるので、ちょっと大変なんだけど、昨日を逃したら、もうお正月に間に合わないから、急いで出かけました。年によっては買えない時もあるんだけど、今年は暖かかったのでいい蓮根が買えて、むふふって思って、ついでに実家のお墓に行こうと車を運転していた所、道の左の歩道に人が倒れていました。私は「???死んでる?!」って思ってびっくりして、反対側のホームセンターの駐車場に車を停めて、そこに走って向かいました。

 

そしたら、そばにいた若いお兄ちゃんが、その人を助けようと起こしていました。「良かった。生きてた!」って思いながら近くにいくと、おじいちゃんが自転車で転んで、起きられなかったようでした。「大丈夫ですか?」って聞いたら、家でも良く転ぶんだって言ってました。ちょっと前も転んで、しばらく病院にいたそうです。「しばらく休んだら大丈夫だから。」っておじいちゃんは言ってたけど、そのまま返すのは心配ですよね。そしたら、若いお兄ちゃんが「救急車呼びましょう。」って電話をしてくれて、てきぱき対応してくれました。若い女の子も心配してやって来て、「救急車来るのはいいけど、自転車はどうしようね。」なんて話していました。歯医者さんの前で転んだので、「歯医者さんに預かってもらおうか。」なんて話していました。

 

私は、お子さんとかいるなら、その方に連絡した方がいいと思い、聞いたのだけど、お子さんも親せきもいないそうです。年取って一人って気の毒だなって思いました。

 

救急車って、誰か一緒について行かなければならないから、そうしたらどうしようか、なんて思っている間に救急車がやって来ました。救急隊の人が、おじいちゃんとお話ししていて、「あとは私たちにお任せ下さい。ありがとうございました。」って言われました。自転車も「私たちがなんとかしますから。」って言ってくれて、私たちは安心して、その場を離れました。

 

それから、実家のお墓に行って、家に帰ったら、7時になっていました。家に着いたと同時に、夫の病院に行ってた長女から電話がかかってきました。

 

長女が「あのね。おばあちゃんに会っちゃったの。鍵を亡くしたから、うちに泊めてって言うの。お母さん来てくれない?」って、「あ、行っちゃう行っちゃう!」って謎の電話をかけてきました。

 

よく聞いたら、家の近くの駅に着いたんだけど、そのおばあちゃんが家の鍵がないらしく、家に入れないから、困ってたそうです。心臓が悪くて救急車で病院に行って、検査をして帰る所だったんだけど、鍵を病院に忘れたって言うんです。で、私は車でそこまで行って、まず、病院に電話して鍵が忘れてなかったか聞きました。そしたら、鍵は無いって言われたんです。で、そのおばあちゃんが、「お姉ちゃんとこの犬小屋でいいから、一晩泊まらせてくれない?」って娘にいったらしいです。「帰って外で寝るからいい。」とかも言ってたみたい。そんなさ、心臓が悪い人外で寝たら大変じゃないですか。そもそも犬飼ってないし。でも、まさか全く知らない人を家に泊めるのも、ちょっと勇気がなかったので、駅の前の交番にいきました。

 

最初、おまわりさんも、私の説明では意味がわからなかったらしくて、「???」だったのだけど、わかってもらえました。(私も娘の話しでは最初意味がわからなかったので、当りまえだと思うけど。)それで、おまわりさんが、「私たちで何とかしますから、大丈夫です。」って言って下さり私たちは安心して帰りました。

 

おばあちゃんも安心したみたいで、「ありがとうね。」って言ってくれましたし、私も「お大事にしてくださいね。」って言って帰りました。

 

帰り道、娘が言うには、「私は身寄りもないから、もう死んでもいいんだよ。」とか、「さみしい。」とか言ってたそうです。

 

もしかして、鍵は本当に病院に落としたのか、救急車で運ばれる時に、鍵をしないで出かけたのかわかりません。でも、ちょっと誰かに気にかけてもらって、安心したのかなって思いました。

 

いらない命なんて一つもないですもんね。

 

それにしても、救急隊の人とか、警察の人とか、ちゃんと仕事してて、ありがたいなって思いました。主人の病院のお医者さんや看護師さんも、クリスマスもお正月もないお仕事ですもんね。こういう人達がいて、ちゃんと仕事を全うしてくれてるから、私たちっていられるんだなって思いました。

 

実は夫の入院費なんですが、ネットで調べたら、夫のした手術って健康保険を使って3割負担でも50万って載ってて。「ひょえ~!」って思っていたのだけど、健康保険に入っていると入院費の上限があるらしく、びっくりするほど安く済みそうです。生命保険の入院保障があるので、それでなんとかなるくらいで済みそうです。夫は幸い年明けに退院できそうなのですが、もし、長期間働けなくてお給料がでなくても、健康保険から、お給料の3分の2は払ってもらえるって、主人の会社の人が言ってました。

 

日本に生まれてこれたのって、ほんとにありがたいことだなって思いました。贅沢しなければ、最低限の命は保障してもらえるシステムが整っているんですよね。

 

若いころ、フィリピンのトンドスラムの、マザーテレサホームを訪問したことがあったのですが、いよいよ危ない老人とか、子どもや赤ちゃんを保護していたのですが、それは私設のものだったけど、日本は公的なもので、ちゃんとまかなえてるってすごいことだなと思いました。

 

それに、おじいちゃんの第1発見者のお兄ちゃんとか、心配して一緒に救急車を待っていてくれた若いお嬢さん2人とか、知らないおばあちゃん保護しようとするうちの娘とか、そして、そして、ブログで知り合った私に励ましのコメント下さる方々とか、なんか・・・ありがたい。(;_:)

 

日本って国に、この時代に生まれられたってありがたいなって、しみじみ人のあたたかさを感じた昨日の出来事でした。

 

来年からはブラック照山を封印し、ホワイト照山として、感謝で毎日を過ごそうと思いました。

 

あ、でも昨日次女とまたケンカしちゃった。てへぺろ。(*^▽^*)

 

読んで下さり、ありがとうございました。読者登録、スター、コメントありがとうございます。ブログを書く励みになります。

 

皆様の新年が素晴らしいものになるよう、祈っています。今年はありがとうございました。良いお年をお迎えください。☆彡