私の子育て日記 私が専業主婦になるまで➀

私は、結婚して25年、ほぼ専業主婦なのですが、結婚した当時は、子育てが落ち着いたらパートに出るつもりでいました。

 

でもね、なぜかほぼ専業主婦で過ごしてしまいました。(今、働くか検討中です。)

 

年子の娘二人と、次女と4歳離れた息子がいるのですが、世の中には、上手にパートもして子育ても頑張っている方がたくさんいるのだけど、私はそれが出来ませんでした。

 

結婚した頃は仕事をしていたのですが、最初の子供を流産して、仕事よりも大切なものに気づいて、仕事を辞めて(実は派遣の契約が切れて、更新がなかったのです。以心伝心なのか、私が仕事はもういいやって思ったら、会社からここまででって言われました)

 

1998年の12月に結婚して一緒に住み始め、5月に親せきや友人を呼んで披露宴をして、次の日から新婚旅行に行ったのですが、妊娠してたのに、全く気づかなくてプール入りまくりだったのに、赤ちゃんはしがみついていてくれたのか、何事もありませんでした。

 

その後妊娠したことに気づいて、病院に行ったのですが、最初はあんまりいいことを言われませんでした。どうも、赤ちゃんはあんまり育っていなかったみたいです。仕事も忙しかったし、食べるものにも気をつけていなくて、”THE不健康”な日々だったので、当りまえですよね。

 

そして少し出血もしました。

 

病院に行ったら、先生が

「心拍が見えるから、安静にしていればなんとかなる」って言ったのです。

 

で、仕事をお休みして実家に帰って安静にすることにしました。

 

でもね、私には母になる自覚がなかったのかも知れません。

 

母を含む回りの人が、「子供が出来たんだから、もう仕事はやめた方がいい」って言うのを聞けなかったのです。

 

それに、突然仕事を休んだので、会社の人達は大変だったと思うのですが、仕事のことで何度も電話がかかってきました。

 

ほんとはね、安静ってトイレ以外は寝てないといけなかったみたいです。

 

トイレ以外は寝てろって、今なら「はい!喜んで!」って出来るけど、(*'▽')その当時の元気が有り余っている私には苦痛以外の何ものでもありませんでした。

 

ついつい、実家の掃除が出来ていないのが気になって、階段の掃除をしたり、仕事の電話に出て動いたりしてしまいました。

 

でもね、その時も赤ちゃんはまだ頑張っていたんですよ。

 

妊娠したことがある人ならわかると思うけど、妊娠すると急に体に変化がありますよね。それも怖くて、母になる自覚もなくて、やったー!って思うより、「どうしよう・・・」って気持ちの方が強かったんですよね。

 

出産って怖いし、私がお母さんなんて・・・

 

ダメダメですよね。

 

そして、母にダメ押しで仕事を辞めろと言われた時に

 

「みんなみんな仕事を辞めろって、そしたらどうやって生活するの!!妊娠したらビールも飲めないなんて!!!もう嫌だ!!」って言ったのです。

 

そしたら、その夜急に大量に出血して、次の日になっても出血が止まらず病院に行ったら心拍はもう見えなくなっていました。(;_:)赤ちゃんに私の気持ちが伝わってしまったのかもしれませんね。

 

赤ちゃんがおなかの中で亡くなったら、すぐに出さなきゃいけないらしいですね。

 

ここが私っぽいんだけど、「朝ご飯食べましたか?」って聞かれて、出血してるのに実はちゃんと朝ご飯たべて病院に行ったので、(てへ)麻酔が出来ないと言われ、麻酔なしで、そうはしたんです。

 

あんなに出産にびびっていたのに、出産と同じぐらい痛い思い(もしかしてそれ以上かもしれないです。痛すぎて気絶しました💦)をして、赤ちゃんを失うって、ほんとにダメダメだったなって思います。

 

でも、その時に本当に大切なものは何だったのかやっと気づけました。

 

命より大切な物ってないんですよね。

 

私が、お母さんになり切れていなかったから、私が赤ちゃんを殺したんだって、ずっとずっと、自分の事を責めていました。でも、その後、「もしかしたらそうじゃなかったのかも」と、思うことがありました。

 

ちょっと長くなったので、続きは次回にします。

 

読んで下さりありがとうございました。

 

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