私の子育て日記 次女襲来!!

昨日の夕方次女から電話があり、「今から帰る」と言ってきました。

次女は、今大学4年生で、家から電車で2時間程の大学に通っていたのですが、「来年から勉強も大変になるだろうから、通うのはキツイ」と言って、1年生の12月に、大学の近くで一人暮らしを始めました。

 

高校の時から、部活でジャズをしていたのですが、3年生の終わりで部活を引退して、4年生になったら、勉強と就活に本腰をいれるものと、母は思っていました。

 

ホントはね、理系だから、回りの友達は、みんな院にあがるのですが。次女は、「大学に入って、勉強が嫌いだったことに気づいた!(*'▽'))」って言って、就職することを決めました。

 

どっちでも、本人が決める事ならしかたないかなと思っていました。

ただ、回りの子はみんな院に行くので、その中で、就職活動をするのは大変なようです。

 

よくわかりませんが、4年生になると、毎日研究室なるものに行かなければならないらしく、それも、朝9時から5時まで、時には、帰りが8時ごろになる事もあるらしいのです。それに加えて、就職活動はまず、エントリーシートってのを書いて、面接に向けて企業について調べなければならないのです。そして、なんと!部活を3年生で卒業したのに、今もインカレサークルに誘われて、そちらの練習にも参加しているようです。

 

ちょっと前に、心配で四の五の言ったのですが、

 

「もう自分で自分の事はちゃんとするから、口を出さないで」って、言われてしまいました。

 

おー!!自立に向かっているのね。成長だわ(^o^)丿なんて、思っていたのですが、そんな生活なので、辛くなってしまったみたいで、昨日帰って来たのでした。

 

帰って来て、「ママ~」って抱きついてきて、「よしよし」って言ったら、「大変だよ~」って泣いてしまいました。

 

30分はそのまま泣いていたと思います。頭をなでなでして、「よしよし頑張ってるね」ってしばらく泣かせてあげて、1才上のお姉ちゃんも一緒に「○○ちゃん(次女の名前)頑張ってるね」って、なぐさめてくれました。

 

「何があったの?」って聞いても、上手く言葉にならなかったようでした。こういう時は、好きなだけ泣かせてあげるのがいいのかなと思い、背中をさすってやったりしました。

 

人間って、色んなものを出すとすっきりするんですよね、何でも。(*^▽^*)

 

思いも、涙も、その他、体から出せるものを出すのって、すっきりしませんか?

 

で、いっぱい泣いたら、すっきりしたみたいで、話し始めたのですが、学校の勉強も、就活も、音楽も、そりゃあ楽ちんなことばかりではないので、心が疲れてしまったみたいです。

普段、1人でアパートにいる時は、気を張っていたのだけど、家に帰って来たら、気が緩んでしまって、なぜか泣けてきてしまったようです。

 

泣いたらすっきりしたみたいで、夕飯をばくばく食べて、お風呂に入って寝てしまいました。そして、今朝も、インカレサークルの発表に行ってから、ジャズのライブに行くって元気に出かけました。

 

次女に「やっぱり家が一番安心する」って言われました。

 

結婚前の私にとって、家はそんな場所ではありませんでした。何度も書きましたが、私の母は毒親で、家にいてもヒステリックに怒鳴られたり、父と喧嘩した時に、八つ当たりされたり、私は母のストレスの解消の存在でした。

 

母によく「もういいかげんに自立しなさい!」なんて言われたけど、私はその時、違うと思いました。

 

自立って、そうやって親に自立しろと言われて、するものではないと私は思いました。

 

愛情でお腹いっぱいになったから、外の世界に出て行こうかなって思えるんじゃないかと思いました。ポイって外に放り出されて、子供が自立できるとは思えませんでした。

 

育児書で読んだのですが、子供って、最初はお母さんから離れないでしょ。でも、少しづつ外の世界に興味を持って、お母さんから離れて外に出て、外でびっくりするようなことがあったら、またお母さんの所に戻って、安心したら、また外に出ていってを繰り返して、行動半径が広がっていくって書いてありました。

 

次女は「世間の荒波にもまれた( ;∀;)」って泣いてましたが、安心したら、また出て行ってしまいました。

 

3週間前には、自立するから口だすなって言ってたんですよ。ふふふ。

 

結婚前、私には安心する家庭は無かったけど、今、子供にそれを提供してやれる私になれたのだから、その苦しかった経験も、無駄ではなかったのかも知れませんね。

 

先日、長女と占いに行ってきたんです。夫が転勤するので、その事を相談したくて行きました。時間が余って、「他に聞きたいことはないですか?」って言われて、母の事を話しました。いまだに、母にされたり言われたことを思い出して、時々辛くなることがあったからです。

 

そしたら、その先生が「お母さまに愛されなかったのは、とてもつらい事でしたね。でも、自分はそうならないように、努力されたんですね。お母さまから愛を学んだんですよね。今、幸せな家庭を築いているのは、その経験があったからですよね。お母さまにありがとうって言えるといいですね」って、言われました。

 

頭ではそうだとわかっていたのですが、心って、難しいですよね。それまでは、なかなかそうは思えませんでした。でも、その方に言われたら、なぜか腑に落ちて、辛かったことも、肯定出来るようになりました。

 

次女は、どんなご飯でも「お母さんの作るご飯が一番おいしい」って言ってくれて、「家が一番落ち着く」って、言ってくれます。でも、自分の思う道を進みたいので、ずっとは家にいません。今日は泊まって、明日はアパートに帰るようです。

 

次女がいないのに、おいしいものを食べるのは申し訳ないと思っていたのですが、今日は、何かおいしいものを食べさせてあげたいなと思いました。

 

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