私の子育て日記 次女の就活

大学を卒業して社会人2年目の長女と、浪人して現在大学4年の次女と、浪人生の長男との三児の母です。

 

次女は、理系の大学に行っているのですが、院には行かず就職活動をしています。大学に入って、勉強が嫌いだったことに気づいたらしいです。あは。(#^.^#)

 

エントリーシートを出すだけのものも入れると、30社は受けたらしいです。不採用のメールの事を、お祈りメールって言うそうですね。最後に「あなた様のご発展をお祈りします」って、書いてあるかららしいです。次女が言うには、「祈るなら採用してくれ~」って、思うらしいです。でも、サイレントお祈りってのもあって、受かった人だけメールが来るって会社もあるそうです。サイレントつらいですね。

 

何社も落ちると、自己肯定感が下がるって言っていました。私は「お母さんは○○(次女の名前)ちゃんがどんなにへんてこりんで、おたんちんでも、お母さんの大事な娘だよ」と言い続けていました。

 

だって、どんな学校に行こうと、どんな仕事をしようとも、母にとっては大切な大切な娘なんですから、次女の素敵な所に変わりはないと思うのです。

 

それに、不採用で、一番しょげてるのは次女なのですから、あれこれ言うのは、傷口に塩をぬるようなものだと思ったのです。

 

中学生、高校生時代は、自分のやりたいことの選択肢が増えるように、そして、本人もそうしたいと思っていたので、勉強する機会をつくりましたが、大学生になって、勉強が嫌いって気づいたなら、仕方ないですよね。ただ、社会に出たら、もっと違う種類の勉強はしないといけないと思うけど。人間って、一生勉強だと思うけど、ケンカになるから、言うのはやめときました。本人が社会に出て、気づけばいいのかなと思っています。

 

絶賛へこみへこみだった時に、「お母さんが私の希望だよ。お母さんにカニを食べさせてあげたいから、私は就活を頑張ってるんだよ」って言われました。

 

ん?

 

なんでカニ

 

って思ったので聞いたら、

 

「だってカニおいしいじゃん。私も食べたいし」って言いました。あはははは・・・・

 

なんか納得したような、しないような・・・

 

でも、それが頑張りの原動力になるなら、まいっかって事にしました。

 

あるとき次女が「私って幸せだよね」って言いました。「なんで?」って聞いたら、「私は自己肯定感があるから、お母さんのお陰だよ」って言いました。

 

私は、おー!!って思ったんです。

 

結局、目に見えるものって、上を見たらキリがないし、下を見てもキリがないですよね。自分が自分の事を、これでオッケーって思えれば、それが幸せなのかもと思いました。

 

私の若い頃は、女の子は25才までには結婚して、子供は2人、持ち家、何なら庭付きってのが、幸せの象徴だったような気がします。そうなるように、周りからプレッシャーをかけられて生きて来ました。私は32才で結婚したので、(あれ?年がばれる?)その時点で、完全な負け組チームでした。

 

親に早く結婚しろと言われ続けていたけど、なんだか30才過ぎたら、どうもあきらめたのか、父は結婚しろと言わなくなりました。母は体裁が強い人だったので、「結婚しないなら家を出ていけ」と、何度も言われました。

 

それに、私の母は、自分の気分でヒステリックに切れたりする人で、私の悪い所を指摘する人だったので、私は自己肯定感低めで生きていました。

 

次女の言葉で

 

もしかしたら、幸せってこれなのかもしれない

 

って思ったのです。

 

見えるもので人と比べて生きると、結局上には上がいて、もっともっとってなってしまう。

 

でも、私はどんな私でも〇って心から思えれば、いつも幸せですよね。

 

そういえば、次女って面白いのです。「○○ちゃんは(内緒ですけど家では自分の事ちゃん付けで読んでます。内緒ですよ)お母さんが大好き!」って、よく行ってくれます。なので私も「お母さんも○○ちゃんが大好きだよ」って言うと、「○○ちゃんも!」って言います。そして、てっきりお母さん大好き!ってもう一回言ってくれると思いきや、「○○ちゃんも○○ちゃんの事が大好き!」って言うんです。

 

実は次女は、小学校の時は、お姉ちゃんの陰に隠れて、ぱっとしない子だったんですが、この自己肯定感が、次女の頑張りの原動力になっていたのかもしれないなって思いました。茂木先生も、根拠の無い自信って言ってたような気がします。

 

夏休みも三分の一過ぎましたね。15年とか20年前は、3人の子供が餓死しないように、ご飯を食べさせて、倒れるといけないから、睡眠させて、臭いのは(私が💦)嫌だから、お風呂に入れるだけで、精一杯でした。怒れてきちゃうことも多々ありました。

 

でも、大好きだよ。おりこうだねって洗脳(?)し続けると、勝手に頑張り力が育つのかもしれませんね。あ、でも人それぞれなので、ご注意下さいね。

 

そういえば、次女はあまりにも就職試験に落ちすぎて、やけくそになって、「なんでもござれ」って望んだら、なんと!ある会社の内々定を頂くことが出来ました。

 

でもね、ラインでおめでとうって送ったら、「お母さんは喜んでるかもしれないけど、これが第1希望じゃないんだよ」って返事が来て、じゃあ、第1希望は何なのか聞いたら、

 

うぬ

 

って返事が来ました。(*'▽')

 

うぬとは・・・

 

もう大人だから四の五の言わないけど、幸せになっておくれと祈るしかない母なのでした。

 

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