私の子育て日記 晴天の霹靂!? くすん・・・

夫の、シンガポール単身赴任が確定しました。

 

私は大学を卒業して、社会人2年目の長女と、一浪して大学4年の次女と、浪人中の息子の3児の母です。

 

そもそも、夫の転勤の話は2年前にあって、最初は去年の10月に行く事になっていたのですが、先方の都合で、今年の6月に延びました。そんな中、去年の年末に、夫がくも膜下出血で手術をして、夫の体調が万全になるまで待ってもらっていて、実はこのままフェードアウトしちゃったりして・・・なんて思っていたけど、世の中そんなに甘くなかったのです。今年の12月に、行く事が確定しました。

 

最初は、去年の10月に行く予定だったのですが、息子が「お母さんは行かないで」ってかわいい事言うから、ま、単身赴任かなって思っていました。でも、夫は大病をしたから、私もついて行った方がいいのではと思っていたのに、なんと、夫に来るなと言われてしまいました。😢

 

シンガポールってね、外国人が就労ビザをとるのが難しいらしいのです。夫も、ホントは9月に行く予定だったんだけど、3か月も延びてしまったのです。夫は、今までやったことない仕事を海外でして、自分の事で精一杯なのに、仕事も出来ない、することも無い嫁が家にいたら、きっと嫁は夫に四の五の言いそうだと思ってのことなのかなと思います。(多分そうなる)

 

それに、シンガポールはめちゃくちゃ物価が高いのです。夫がめぼしをつけているマンションはなんと家賃30万!!どんなセレブなマンションでしょうって思うでしょ。それが残念なことに、ただの1LDKなんですよ。フツーのマンションなの。高っ!

 

日本のものは何でもあるらしいのだけど、例えば、ドンキで日本だったら1000円くらいでかえるパック寿司が2000円。大体すべての物が、日本の倍の値段なんです。

 

もちろん、お給料も上がるから、最初聞いた時に、一瞬「あれ?私、もしやセレブの仲間入り?」って思ったけど、結局、全てのものが倍の値段だから、向こうに住んだら、中流サラリーマン家庭ってとこでした。残念。とんだぬか喜びでした。しゅん。

 

それにね、「お母さんは行かないで」って、かわいい事を言った息子は、地元の工業大学志望だったのに、なぜか志望校を変えて、もし合格したら、また仕送り生活をしなければならないのです。

 

どんなに環境が変わろうとも、低め安定生活は変わらないのであったのです。(泣)

 

実は、長女も来年の4月から2年間東京に転勤する予定があるのですが、「私がいつでも帰れるように、お母さんは今の家を守ってね」なんて言うし、次女は就職が決まっているけど、全国転勤オッケーですって言ったらしいのです。

 

もしかしたら、ワタクシ、人生初の一人暮らしをすることになるかもしれません。

 

どうせ、女の人の方が長生きだから、最後は一人暮らしのおばあさんになるのは確定なので、練習にはなるのかもと思ってみたりもするけど、まさか、この年で、ぼっちになるとは・・・

 

実は55才になった時に、その当時、夫は転勤するなんて思ってもみなくて、会社は60才で定年って決まっていたから、このまま静かに夫と暮らしていくんだろうな・・・なんて思っていたのに、人生って、まさかの坂があるのですね。夫の方がそう思ってるかもしれないけど。

 

ホントはね、15年前に、夫が今の会社に転職した時に「シンガポールに行きたいです」って言ったらしいのです。私は子供も小さかったし、やだなあって思ってたんだけど、まさか、もう定年まじかの気力も体力もないおっさんが、今さら新しい事をするのは、きついだろうなって思います。願いは叶うとどこかで聞いたけど、「え?今?今じゃない今じゃない」って思ってます。

 

夫は、ホントは行きたくないみたいです。シンガポールって、いいとこだと思うでしょ。でもね、なんでも罰金なんですって。きれいな国なのはいいけど、ガムは国に持ち込むこと自体罰金が発生するらしいです。それにね、なんと水洗トイレを流すのを忘れても、罰金らしいです!ワタクシの名誉のために言っときますけど、トイレを流すの忘れませんよ。でもさ、トイレに入るのもドキドキしながら入らなければならないって、どうよって思いません?

 

それに、今まで、狭いけど、庭とか庭の小さな畑のことは、夫に丸投げで、私は収穫する人だったけど、それもしないといけないし、今どき物騒な事件が多いですよね。ま、うちは取るものはないから、その辺は安心なんだけど。なんかぴえん。

 

そんな、ぐるぐる考えても仕方がないんですけどね。私ね、わりとクヨクヨ悩むタイプなのですが、夫に「悩んで良くなるなら悩んでいいけど、良くならないのに悩むのは無駄だろう」って、よく言われたので、悩んでも仕方がないことは悩まない方がいいですよね。それに長女はね、私が何か言うと「なるようになる」って言うんですよ。こういうとこ遺伝子のなせる技かもしれないですね。

 

私、あと数年で還暦なのですが、今まで生きてきて、毒親といい、子育てといい、思い通りになる人生ではなかったです。みんなそうだと思います。でも、その時その時、目の前に起きることに対処して、少しは成長出来たのかもしれないですね。これから何が起きるかわからないけど、自立したおばあちゃん目指して、人としてもっと成長しないとですね。

 

子どもも、母も、夫も、これから自立の時なのかもしれませんね

 

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